長男・高機能自閉・ADHD<3歳から年少時> | 発達障害一家・5人揃ってアスペ+ADHDだからできること

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ADHD+アスペルガー症候群の当事者です

息子たちと旦那も同じ障害を持っていますが
だからこそできること  を大切に。
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保育園には四年保育で、乳児組からの入園になった長男。

選んだ保育園は、自宅から1番近い保育園。
ただそれだけの理由で決めました。


20人弱のクラスに、保育士が4人。
年配のベテラン先生から、若くて元気な先生まで幅広い先生方が揃ったクラスでした。


通い始めた頃は、何日か泣くこともありましたが、一週間後には泣くこともなくなり、
お昼寝になかなか馴染めなかった記憶もありますが、園自体を拒否したような覚えはあまりありません。


連絡帳で毎日の様子を知らせ、逆に先生からも毎日の様子が書かれてきます。

保育園での長男は、やはり絵本を好み、ままごとなどで他の子供と遊ぶことはあまりありませんでした。

入園する前にも、公園には毎日足を運んでいましたが、
とにかくダッシュで走り回る彼を追いかけることに必死で、他の子供との関わりを気にしたことはなく。
(いや、気にする余裕がなかったのか。笑)

入園してから、同年代の子供と遊ぶことが少ないということに気づきました。


積み木やブロックも好きで、並べたりして遊んでいたようですが、
ほとんどの時間は教室の中を動き回っていたようです。

手洗いやトイレなど、集団で動く場面で机の下に潜ってしまったり、
そうかと思えば、部屋で遊ぶ時間に廊下へ出て行ってしまったり…


他の教室へ入り込んで、連れ戻されることも日常でした。

1人で楽しくなってしまって、机の上で踊ってみたり、
ロッカーの中に入ったり…


そんな長男を捕まえては、「おんぶ」をしてくれる先生方。


おんぶはわりと好きで、胸を合わせる形が難しかった彼を、私がよくおんぶしていたのもあって、目線が上がることで…か、機嫌が良くなる。と。

下ろすと嫌がる長男に、よく付き合ってくださっていました。


外へ行きたくない、特定のおもちゃで遊びたい、などで動かない場面でも、そっと寄り添って待ってくれる園でした。




2歳時。

さすがの猫ママも、
あまりにも動き回り、いつまで経っても目の合わない長男に、さすがに疑問を強く持つようになっていました。

実は、猫ママにはたくさんの従兄弟がいて、その中では一番の年長者だったので、
次々に生まれてくる小さな従兄弟たちのお世話を小さい頃から当たり前にしていました。

軽く20人くらいは見てきていて。

その経験と照らし合わせる…





生まれた頃から、「なんて大変な子なんだろう」とは思っていました。
うちの従兄弟には女の子が多かったので、「男の子ってこんなに大変なのか」と。

弟もおとなしいタイプだったし、数少ない男の子の従兄弟も、とちらかというと、男の子にしてはおっとりした子が多く、
だから…違和感を覚えるのかな?とも思っていました。


…が、






3歳まで長男を育てて実感したこと。



「こんな子、見たことない」



さすがに…
ありえない  と思い始めていました。


入園してからの様子を見ていても、やはり他の子とは違う。
「小さいから仕方ない」「男の子だからこんなもんだ」と思っていたことも、
みんな、そんなことないじゃん。



やっぱり…





長男と離れる時間ができ、働き始めたことで、猫ママの気持ちも落ち着き、
手をあげるようなことはなくなりました。

先生方に励まされ、支えられて、
落ち着いた状態で長男を見てみる…



お迎えに行っても、必ず1人、先生が長男に付き添っていました。

列から出てしまったり、
座り込んでしまったり、
走り出してしまったり…


列から外れて、先生が長男をおんぶしている姿もよく見かけました。

みんながお利口に並んでいるのに、
ダッシュで遊具へ走っていく…

移動  となれば、またその瞬間に走っている。



お遊戯会なんかでも、明らかに一人だけ違いました。

みんな、ちゃんと踊っているのに、
長男は、照明を見つめて立ち尽くしている。


どの場面でも、すぐにどこにいるかわかる。

常に、みんなと違うことをしている。




家に戻っても、相変わらず、
夜は寝ない。
走り回る。
座っていない。
泣き叫ぶ。
頭を叩いて暴れる…



走る・登る・飛ぶ  の連続か、
ビデオをリプレイするか、
水槽にへばりつくか…




泣いているか。



それ以外の姿を見ることはない。




いくらなんでも、この子おかしい。




年少さんに上がる直前の3歳3ヶ月健診のお知らせが届き、

この場で、ハッキリさせよう。


そう思いました。