精神発達遅滞児の就学・② | 発達障害一家・5人揃ってアスペ+ADHDだからできること

発達障害一家・5人揃ってアスペ+ADHDだからできること

ADHD+アスペルガー症候群の当事者です

息子たちと旦那も同じ障害を持っていますが
だからこそできること  を大切に。
HP URL:nekomama.site


*このシリーズに関しては 言葉の言い回しを不愉快に感じる方が多いかもしれません。
マイナス面も隠さず 現実的なことを書きますので 負担になる方はスルーして下さい。
それでも読んでくださって なお不愉快な思いをする方がいたらすいませんm(_ _)m
また 記事の性質上 数値に触れ ある種の線を引くような表現も多くなります
苦手な方はスルーして下さいm(_ _)m







普通級にするか支援級にするか

を考える時に大切なポイントは

「指示や説明をどの程度理解できるか」
「それらに困り感がある場合 普通級で担任のフォローはあるのか。それはどの程度か」

が大きいと思います。


例えば 集団での指示では理解が難しいお子さん(軽度発達障害児の場合 多くのお子さんが当てはまると思いますが)の場合。

担任が気遣い 個人的に声かけをしてくれるなり 支援員がつくなり。
さらに 視覚支援は可能か否か。
そういった対応をしてくれる準備があるのか。


流れに沿って動いているからと言って 決して「理解している」とは限らないこと。
そして それは反抗的な態度ではないこと。
当たり前のことも「わからない」状況がありうる ということ。

そういった個人の特性や性質を「性格」ではないところで理解をしてくれるか否か。

何かあった時にリアルタイムで細かく相談できる環境があるか。

そして 学校全体としての「発達障害への取り組み」がどうなのかも大切です。



だいたい 小学校の 校長というのは長くても3~4年で交代するので 入学から卒業まで同じ校長の下で過ごすことはなかなかありませんが
校長次第で 学校全体としての取り組みというのが決まって来ます。

すでにお子さんが通っている保護者の知り合いがいたら その辺りも聞いておくことをお勧めします。

そして さらに 学校運営に大きな影響力を持つのは 教頭。

校長がイマイチでも 教頭先生がいい学校は居心地が良い。 と 私的に思います。

校長というのは 文字通り学校のトップですので この先生の考え方によって学校運営は回って行きますが
それを実際行うのは教頭 という場合が多く
また 校長よりも 子供や保護者に近い目線で関わってくれるので 学校とのやりとりの中では外せない存在だと私は考えています。


我が家の場合は 中学も小学校も 子供達が入学する前から習い事の関係で教頭とも校長とも付き合いがあり
教務や校務の先生とも顔見知りだったので そういう意味ではとても助かりました。


また 小学校は 基本的に一日の活動すべてを担任が指導するので 担任との関係はとても密になり
担任の対応次第でかなり違ってきます。

学校や地域によって様々ですが
少なくとも2年に一回
多いと毎年
クラス替えと担任替えがあります。

それによって 毎年関係がリセットすること。
当たり外れが大きいこと。

は 子供への影響はとても大きく。

先に支援級の記事で メリットとして「担任が変わることが少ない」と挙げたのはここに理由があります。

かなり前の記事に書いていますが

先生 だからといって 特別支援に対しての知識や理解があるかといったらそれはまた別問題で。
ようは普通の保護者と大差ないかなぁ と思うわけで。

それぞれの考え方や価値観があり
未だに特別支援を「特別」と捉えている教師も多いのも現実です。
(この考え方は特に中学では顕著ですね)

担任次第。

というのはそういうことで。

もちろん中には深い理解を示してくれる先生もいますが
さじ加減だったりなんだったり・・・
親のようにはできないのもこれまた当たり前の話で。

「勘弁して下さい[みんな:01]
みたいなことは珍しくありません。


支援については 基本的に 実際支援を行う担任との相談が多くなりますが
その相談の場で あまりにもひどいことなんかがあった場合。

学校 も ちゃーんと出来上がっている「公務員の縦社会」な性質を利用すれば

トップの校長・教頭が理解のある先生ならば。

同席してもらうなりなんなりの方法で 担任教師への指導をしてもらうことができる。 わけで。

逆に このトップの考え方が固いと

担任がどんなに支援をしたくても許可してもらえない

ということもでてくるわけで。

どうあがいても毎年変わる担任クジが毎年当たる確率にかけるよりも
校長・教頭を見て判断する方が確実だと
私は思います。





続く[みんな:02]






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