今年に入り、連日ニュースの話題の中心となっている兵庫県の斎藤知事の記事です。

 

斎藤元彦兵庫県知事に「常識」通じる? 議会解散、辞職日時「隣の家に回覧板では…」事務局(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

 

9月19日に議会より知事不信任案が全会一致で可決され、知事の動向が気になります。

一連の知事の言動から推察すると『<3>議会を解散して続投』という選択をするのではないでしょうか?

今回の主な問題点としては3点に集約されます。

 

●パワハラ問題

●贈答品のおねだり疑惑

●内部告発のもみ消し問題

 

この中でも特に内部告発に関するもみ消し問題については既に告発者の方が亡くなられています。

100条委員会による調査も行われておりますが、状況によっては警察や検察などの司法による捜査も必要であると思います。

しかも今後知事が議会解散をすれば議員選挙にかかる費用が16億円程度の試算も報道されています。

選挙後に再び不信任案が可決されると今度は知事選挙が行われるためさらに同程度の金額の費用がかかるとされています。

 

これだけ自身の疑惑により集中砲火を浴びているにもかかわらず、斎藤氏は言動が全くブレることなく、TVやメディア等で積極的に自己の正当性を主張されています。

これだけ国民の関心が高い問題となってしまうと本人だけでなく家族や親族等にもおそらく批判の矛先は向かっていると思われます。

 

もし自分が現在の彼の立ち位置となったとすれば、自分の主張が正しいものだったとしてもあのような堂々とした振る舞いをする事は絶対にできません。

40代で地方自治体のトップである知事までに出世できる方は社会的な成功者と言っても過言ではありません。そのためには頭の良さや社会での巧みな立ち回りに加え、強いメンタルは欠かせないのかもしれませんね。