神奈川中央交通(9081)の将来の事業ポートフォリオに関する記事です。

 

なぜ「国内最大級のバス会社」は安定経営でも貪欲に“次の成長”を求めるのか? 営業利益の50%を目標! バス事業の先で何を稼ごうとしているのか(Merkmal) | 自動車情報・ニュース - carview!

 

第一四半期の決算説明会の資料(140120260723598562.pdf))によると

売上ベースでは旅客自動車事業45%、不動産事業5%、自動車販売事業29%、その他の事業21%です。

利益ベースでみると旅客自動車事業50%、不動産事業18%、自動車販売事業18%、その他の事業14%と若干割合は異なります。

現在においても売上高に対する利益率を見ても不動産事業が最も効率的な事業と言っていいでしょう。

 

当記事にもあるとおり会社の5年後の利益予想を旅客自動車事業25%、不動産事業50%、自動車販売事業8%、その他の事業17%を目指すと言う事は利益率の高い不動産事業にシフトしていく方向性は間違っていません。

 

同社の営業圏は神奈川県であり、人口減少についても緩やかになるものと見られ既にバス会社として県内全体にシェアを確保できており、親会社である小田急電鉄との協業も可能である事から不動産事業においても少なくとも10年レベルでは問題ないと言えましょう。

 

購入判断として長期配当優待目的として買うのは微妙な株価水準です。

10/4時点での株価(3825円)に対する配当利回りは2.35%

優待利回り(100株保有でバス回数券年間10枚、1枚350円×10=3,500円で計算)は0.91%で総合利回りは3.26%です。

 

神奈川中央交通の株価と指標                           神奈川中央交通の株主優待情報

 

現在の株価ではやや物足りない水準ですが、配当性向はおおむね30%以下で推移しており、今後の増配を残しています。今年の5月時の3,000円台前半まで落ちるようであれば検討してもよい気がします。

 

神奈川中央交通の配当・EPS推移グラフ

 

大山・丹沢近辺に公共交通機関で登山に行く方であれば優待をフルに使えるので、購入動機にもなりますが、個人的には平日でもそこそこの人の多い丹沢はあまり気が進まないのも優待メリットが落ちるので個人的にはこの銘柄の評価は△とします。