今日は、FIREについて蔑む記事について個人的な見解を述べてみます。

 

7割の人が望む「FIRE」 “資産3000万円で節約しながらのリタイア生活”は幸せ? カンニング竹山「何が楽しいの?」、ひろゆき「それを続けられるのも1つの才能」(ABEMA TIMES) - Yahoo!ニュース

 

私自身、現在はサイドFIRE実践中であり、投資、個人事業、アルバイトの3本立てで細々と生活しております。

投資に関しては、配当収入や売買益による収入、個人事業に関しては『やりたくない仕事は引き受けない!』というスタイルで細々と、アルバイトは社会保険料対策で行っています。

 

とにかく『イヤな仕事や人付き合いはやらない!』事を徹底しているため、対人ストレスはゼロに近くなり、頭痛や虫歯、体の痛みもなくなり、健康そのものになりました。その反面収入に見合った支出とする必要があるため、金銭的には会社員時代からはそれなりにダウンサイズした生活をしているのも否めません。

 

よく話題になる『いくらあればFIREできるか?』といった金銭的な基準について中身のない記事や動画等がありますが、そんな事は『その人次第』であり、1000万でFIREする人もいれば5億円あってもFIREできない人もいるので全く参考になりません。

少なくとも独身者で40代以降の人が1億円あってもFIREできないと嘆いていればその人はFIRE適正が全くないので止めておいた方がと私は断言します。

 

現在の私のような生活スタイルは明らかに少数派です。私の交友関係で色々と聞いてもFIREしたいと口にする人はいません。さりげなく理由を聞いてみると『リタイア資金が溜まらずに金銭的にできない!』と『やる事が無くなり暇になるのが怖い!』という経済的理由、精神的理由のこの2つが主たる理由でした。

 

 

竹山氏の価値観の違う人間に対して蔑視する発言は情けないとしか言いようがありません。私のように『可能な限り自分の好きな事以外したくない!』という価値観もあります。

その事によって被る様々な不利益を受け入れた上で実践しているのであれば問題はないでしょう。私のような考え方は世の中では少数派であり竹山氏のような考え方が支持されるのも理解はできます。

細かい所ではFIRE実践者が年金滞納者であるような誤解を生む発言をされていますが、収入がゼロでも20歳~60歳の間であれば国民年金の支払義務があります。免除申請をして支払いを免除されていれば滞納ではなく、法律上全く問題ありません。

 

私が一番に感じるのは最後のひろゆき氏のコメントにもある通りFIRE継続には適性が必要であるような気がします。FIRE生活も既に2年以上となりましたが、未だに止めたいと思った事はないですね。