全く返済の意思がない社債を発行し逮捕された詐欺グループのニュースです。

 

ザ・グランシールド、違法社債で80億円集金…女2人で46億円 矯正トラブルとのW被害も(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

 

画像に出ている2名の女性がなんと45億円も集めるとは?

人間的な魅力があるのか金銭を集められるその才能はうらやましい限りです。

 

そもそも被害者に対して被害額+利息の返還をしている詐欺の被疑者ってどれだけいるのでしょうか?

 

個人的な感情としても今回のようなグループで80億円も詐欺をしておいて最高で10年程度で娑婆に出てくる事ができるのでは被害者は溜まったものではありません。

さらに詐取したお金が残っていてそれを隠匿し、警察からの取り調べに口を割らなければ出所後に堂々と使うというとんでもない現状となっています。

 

現状では詐欺罪の量刑は『10年以下の懲役』となっていますが、大甘にも程があります。学生の頃刑法の勉強をしていた際に詐欺の考え方の中に『騙される側にも落ち度がある』とう観点があり、それが量刑の甘さに繋がっているのかもしれません。

 

まずは量刑を最高刑として『無期懲役』とする必要があります。量刑を決める際に『裁判開始時における被害額の弁済状況』に応じて加算するシステムを組み入れるべきです。詐欺により生活が立ちいかなくなってしまった被害者を国家が救済するシステムが無い中、せめて犯罪者を厳罰に処するしかないでしょう。

 

おそらく現在でも量刑を決定する際に被害額の返済状況も考慮していると思われますが、仮に弁済が行われていた場合は本来ある量刑から減刑されていると思われます。

そうではなくそれぞれを別要件として扱い、①詐欺行為の時点で詐欺行為としての量刑(金額ベース)+②裁判開始時において被害額の弁済状況(金額ベース)、を鑑み返済状況に応じて刑期が加算されるという仕組みに改めてはどうでしょうか?

 

今回のケースとの一例として仮に1円も返済していないとすれば、詐欺行為に関する量刑10年+被害者に弁済していない量刑として20年、合算して30年といったやり方です。

 

とは言え、犯罪者に罰を与えても詐取されたお金が戻ってくる事は無く、結局のところ自己防衛を徹底するしかありません。

事業交流会や様々な出会いでこのような女性たちと出会う可能性もゼロではありません。私のような冴えない中年男性は『自分は全くモテる事はない』と自覚し、『あり得ないような儲け話』を持ち掛けてくる人間は男女を問わずその時点でシャットダウンするという事を徹底するしかありません。