今週は百名山の中でもアクセスの悪い光岳をピストンして参りました。

芝沢ゲートから光岳のピストン約16時間の長丁場です。

 

 

午前3時に芝沢ゲートから出発です。シーズン前という事で駐車場に止まっている車は5~6台でした。

 

 

真っ暗な中ヘッドライトを使い林道を1時間程歩きます。易老渡に到着するころには日も登ってきました。

途中の易老岳までは4.8キロ、高低差は約1500メートルあります。

この赤い橋を渡り登山スタートです。

 

 

 

スタート直後から石がゴロゴロした急斜の九十九折れが続きます。10往復以上してようやくコルにとりつきます。コルを過ぎると約1200メートルの標識が表れてきました。1時間近くかかりましたが、距離にしてたった900メートルしか歩いていません。

 

 

 

 

次のポイントの面平までは足もとは土の道となりますが、引き続き急斜と九十九折れの繰り返しです。

 

 

この面平の標高は1480メートル、登山口から1.6キロとようやく1/3ほどに。この面平の周辺はなだらかな台地上になっていてガスっている時は道迷いをしてしまうのでピンクリボンを見失わないよう注意して歩く必要があります。

 

 

 

面平からは40分程登ると1600メートルです。

標高はさらに700メートルほど稼ぎましたが、標識を見るとスタートからまだ2.0キロとの表示。実際に歩いている感覚とは非常に程遠い感覚です。

 

 

相変わらずの急騰に加えまた登山道に大きめの石が混ざって来て歩きにくくなります。1800メートルまで登って易老岳までようやく半分です。ここまで2時間30分は掛かっています。

 

 

2000メートルの看板までは所々平たん箇所もあり、歩きやすかったたような気がしました。

 

 

 

 

このルートとにかく樹林帯を登るため基本的に視界が効きません。

それでも上河内岳の稜線がかすかに見える箇所もありました。

 

 

 

標高2200メートルに到着です。易老岳まであと1.2キロです。

 

 

少し登ると2254メートルの山頂(山名不明)です。

 

 

この山頂を過ぎると狭い岩場のトラバースが続きます。左右とも切れがちな箇所があり、注意して登ります。

 

 

岩場を過ぎると山頂までの最後の登りです。

20分ほど登り切った所で茶臼岳と光岳の分岐点にぶつかります。

 

 

 

この標識の反対側は倒木の塊となっていますが、茶臼岳側へ向かって10メートルほどこの倒木を進んでいくと易老岳(2354M)の看板が見えてきます。

 

 

 

ここまで約6時間近くかかりました。休憩ののち光岳方面に向かいます。

三吉ガレまでは尾根沿いに30分ほど緩い下りが続きます。

 

 

登山道の真ん中に?

 

三吉ガレに到着です。歩き始めてからようやく見晴らしの良いスポットが出てきました。

 

 

光岳方面です。

 

 

右奥は上河内岳、奥中央は聖岳?