今回は美ヶ原散策に行ってまいりました。百名山の中でも比較的楽に登頂しやすい山で、山頂に宿泊施設もあり車やバスなどでも行く事のできる観光名所です。

天気が良ければ北アルプス、乗鞍岳、中央アルプス、浅間山、八ヶ岳、南アルプス、富士山まで展望が効くこのような山はさほど多くありません。

 

今回の散策ルートは前半①(黄線)と後半②(青線)で書いてみます。

①  美ヶ原自然保護センター~王ヶ頭~塩くれ場~山本小屋~牛伏山~美ヶ原高原美術館~物見石山

②  物見石山~山本小屋~塩くれ場~茶臼山~烏帽子岩(アルプス展望コース)~

王ヶ頭~王ヶ鼻~美ヶ原自然保護センター、【番外編】

 

 

美ヶ原自然保護センターから始まりです。気温が9度と市街地と比べると10℃ほど低く、北風も強かったので12月の体感温度と変わりません。

ウィンドブレーカーは必須さらに薄手のダウンがあるとよかった気がします。

 

 

ほんの少し歩くと王ヶ頭へ行く、天狗の露道が見えてきました。15分ほど軽い登りをこなすと王ヶ頭ホテルが見えてきました。ここから左に進むと最高峰の王ヶ頭(2034.4m)です。

 

 

 

 

山頂も曇天ではありますが、景色は良好です。

遠くの残雪が残っている山々は中央アルプス?、御嶽山?、乗鞍岳?

 

 

王ヶ頭ホテルまで戻り、南方面には八ヶ岳がハッキリと確認できます。

ここから山本小屋方面へ向かいます。50メートル程道なりに下ると、牧場と並行した平たんな砂利道が続きます。

 


美味しそうに牧草を食べている黒毛の牛がいました。そこから少し歩くと親子と思われるホルスタインがのんびりしていました。

 

 

 

30分程歩くと美しの塔が真横に見えました。

 

 

王ヶ頭から50分ほどで山本小屋(ふる里館)に到着です。ここで山バッジを購入し牛伏山へ向かいます。

 

 

 

入口の石碑から10分程緩い石段を登ると頂上です。

 

 

山頂は扇状に広がっていて松本市街方面を見るとに王ヶ頭、右は穂高連峰から槍ヶ岳から表銀座の山々がはっきりと確認できます。

 

 

 

裏側は雲が多めですが、浅間山も見えます。

 

 

木道を美術館方面へ下ってみると美ヶ原美術館へ到着します。

かつてフジテレビの番組終了前になるとこの美ヶ原美術館CMが流れていましたね。

敷地内には個性的な美術建築物が建っていて入場したかったのですが、時間が押しているので今回はパスする事にしました。

 

 

美術館を出て車道を歩きながら、物見石山へ向かいます。

車道を松本方面(山本小屋方面)へ歩き、しばらくすると分岐道が見えてきます。分岐道を少し登っていくと「レンゲつつじ群生地」の看板が見えてくるので、ここから登山道となります。

 

 

肝心のつつじに関しては全く咲いておりませんでした。登山道は明瞭であり、軽いアップダウンを2回繰り返せば山頂です。

 

 

 

先の牛伏山から見ると若干内に入っている分、北アルプスは若干不明瞭となってしまいますが、南側を望むと次に登頂する予定の茶臼山がはっきりと確認できます。奥は御嶽山?