働かないおじさんについて興味深い記事がありました。

 

50代は「働かないおじさん」になりなさい。精神科医が「まったく気にする必要なし」と言い切る理由(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース

 

この記事で個人的に気になる点は『若手の頃に給与以上に会社に貢献してきたので、中年以降で生産性が落ちてもその貸しがあるので高い給与を貰い続けてもよい』という趣旨の内容です。

 

会社員時代を振り返ると会社の規模が大きくなるほど該当者も多く、給与貰いすぎと言われる中高年の人は『そもそも若い時から大した働きもしていない人』が多かったような気がします。

だとすれば入社以降『常に無駄に多くの給与を貰っている』訳で、会社にとってのお荷物以外何物でもありません。むしろ大いに気にしてもらわなければ困ります。

 

現在の能力に見合わないような人材が多ければその組織の士気が低下し、生産性が落ちるという悪影響しかありません。

株主の立場からしても会社の利益に貢献できていない者に対して無駄金を払う事は許されません。

 

このような人には自営や起業を目指さずに今後も労働者として働く選択をすれば、記事の後半にあった特に人手不足が顕著である『サービス業』や『介護、保育職』『警備、清掃業』等の現業職に速やかに移行してもらわなければなりません。

 

高給取りを自覚している働かない中高年が後ろめたい気持ちから自ら会社を退職する事は99.9%あり得ません。従っていつまでも不要な人材を甘やかしている雇用に関するルールを改正する必要があります。具体的には解雇規制の要件の緩和を実施し、早急に雇用の流動化を図らなければなりません。

仮に諸事情により生活が厳しくなったとしても日本には『生活保護』という社会保障制度が整備されており、最低限度の生活についておくる事ができるシステムとなっています。

 

 

さいごに、私自身は会社員生活を卒業して2年以上経ちますが、既に『働かないおじさん』となっていますが、在籍しているだけで毎月給与が振り込まれる安定した生活ではなくなりました。

 

生活費を稼ぐための投資や個人事業、時折アルバイト等で自ら収入を確保しなければならず、常に金銭的な不安と闘っておりますが、『様々なしがらみ』から解放され、時間の自由を得る事ができ、主体的な人生を歩むことができています。