投資を行っている人と行っていない人には経済的な格差があるという記事です。

 

「投資する人」と「投資しない人」に260万円の年収差…「新NISA」で露呈する、日本人の酷い経済格差(THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン)) - Yahoo!ニュース

 

日経平均も37000円を超え、投資をやっている人のほとんどが利益の恩恵に預かっている状況が続いています。

 

「投資をしない事が悪」のようなコメントが多い事にびっくりしました。

特に気になったのは上から目線で自己責任論と資産増についての自慢話が多かったことです。このように人を見下すようなコメントにいらイライラしています。

このような人達は右肩下がりの相場になって含み損が増大し、何かのきっかけで失業や倒産等により安定した収入源が確保できなくなった事態に陥ると文句を言い始める事が多いです。

 

『投資する金がない』

⇒『散財している分を節約して投資資金をねん出し、月に少しでもいいから積立をしろ』

⇒『自助努力(副業、転職)で収入を増やせ』

『投資は怖いのでやりたくない』

⇒「預金だけでインフレで資産を減らしている」

 

散財する事はその程度にもよりますが、経済に貢献しているという事の裏返しであり、みんながケチって投資に回していたら経済が回りません。

 

自助努力で収入を増やせなど言っている人は人間の能力は必ずしも平均的ではなく、あなたにはその肉体的、精神的に克服できる能力があっても、その人にとってはどうしてもできないという事などあるのです。

仮に皆が自助努力であなたと同じ能力を持つようになれば相対的にあなたの付加価値は落ちるという事になるので当然現在の収入を確保する事は困難となり、投資をやっている余裕すらなくなってきます。

 

投資する恐怖を抱いている人が多いのも理解できます。

40代以上の人であればバブルが終わった平成の時代では基本的にヨコヨコ相場や右肩下がりの相場を経験しています。私ももう15年以上投資をやっていますが、何度も●●ショックによる暴落の被害を受けました。上げ相場になったのも安倍首相のアベノミクス以降の話です。

何年も毎日のように含み損が増えていく恐怖、ちっとも増えて行かない投資信託の残額など当たり前の状況でした。

 

一番は自分の価値観に合わない人達に対して一方的な目線で偉そうに語る事は止めてもらいたいものです。