21日は星野先達と行く祈りの旅に参加致しました。
20日は半日働いてからの羽黒山で、バタバタしながらも茅の輪をくぐりました。
羽黒山は良くお参りするものの、いつも外からだったので正式参拝は初めてです。
太鼓に始まり祝詞、星野先達の法螺貝、中央の金幣で頭をジャラジャラして頂くお祓いなど。
もうこの場に居させて頂く有り難さを感じているだけでした。
参拝の後、先達の法螺貝、錫杖、鈴。
渡邊美香さんのクリスタルボウルのコラボ奉納演奏です。
静けさの中にも激しさもありリハーサルも無い先達との演奏はまさしく魂の演奏でした。
正式参拝が終わり、先達が当主の大聖坊へ移動して座談会です。
奥様の心のこもった精進料理の数々。
大聖坊の御祭神は瀬織津姫です。
翌日は先達の案内で数ヶ所廻ります。
まずは宿坊の近くの黄金堂の裏にある疱瘡神社。
疫病が流行る度に地元の方々はこちらにお参りしたらしいです。
アメノミナカヌシ様を祀っています。
全て先達の法螺貝、祝詞、般若心経の後ろでコロナ終息、被害者の御霊の安寧のお祈りをしました。
星野先達は羽黒山山伏の最高位、全国の座談会やイベントに飛び回っている為この良き日にお供出来るのは奇跡的なようでした。
本来なら四月の募集だったのですがコロナで、今の時期に変わりました。
次は羽黒山を降り、大鳥居の側の駐車場から月山遥拝です。
その後湯殿山大日坊の皇檀の杉へ。
林の中に響き渡る法螺貝の音色が何とも心地よいのです。
次は田麦俣、七つ滝へ。
今年は雪があまり降らなかったので水量が少ないそうです。
空海さんが発見した滝のようです。
月山を越えてランチは座敷童子さんが居る梅ヶ枝清水、めがすずさんへ。
店主のおばあちゃんのお話の後近くの産直へ。さくらんぼを買う方、ジェラートを食べる方様々でさくらんぼ最盛期に規制も解除で賑わっていました。
最後は山寺、立石寺に行く予定でしたが全ての聖地で時間を掛けての祈りだったので
時間が押してしまい、近場の若松観音へ。
そこでは集合写真を撮ったり先達とハグしたり、もうすっかり皆んな馴染んで修学旅行の雰囲気！
そして最後のビックリは
帰りの車で何となく空を見たら
あれ？
三日月？と自分で呟いて
ん？太陽だよねぇ、お！日食だわ。
ほんの少しだけ、あんなに眩しかった太陽に雲がかかって日食が観れたのでした。
帰りの時間に、ふと見上げたタイミング、雲がかかって一緒の方が上手く撮影してくれたのが重なったミラクルでした
1人車を飛ばして茨城から来た主婦の方、休日は1日で出羽三山廻る1日1人修行の好きなお姉さん！色々な出会いがありました。
各土地で話して下さった先達の自然に対しての思い。
一言ではいい表せない充実した祈りの旅でした。
多分皆さん自然に溶け混んで、自分の願いとか余り無かったんじゃないのかな。と思いました。
次回もまた参加したいです(*ﾟ∀ﾟ*)