どうも、みゃーびんです( ・∀・)ノ

 

 

フォロワーさんとVitaで次に進めるゲームを何にしようか悩んでると話したら、ホワルバ(WHITE ALUBM2の略)が今の季節に合うと思うと教えてくれたので早速プレイしてみました!

 

 

こちらはタイトルが「WHITE ALUBM2」ですが、前作のWHITE  ALUBMプレイしてなくても楽しめるそうなので、布教されたのもあって軽率に去年買いました!(前作はPC版しか出てないらしいので、2からでも楽しめるのはありがたい)

 

 

去年の12月以来の美少女ゲームです(((o(*゚▽゚*)o)))

 

 

ホワルバは高校生編、大学生編、社会人編の3つの時間軸が収録されてます。

 

 

今回プレイした「introductory chapter」は高校生編の話です。

 

 

選択肢はなく一本道の話なので、プレイ前は美少女ゲームとしてやりごたえあるのかなと思ったんですが、想像以上でした((((;゚Д゚)))))))

 

 

まだ序盤が終わったところなんですが、既にお腹いっぱいでもうプレイしたくないなという気持ちになってますwww

 

 

 

 

ここから先がっつりネタバレしているので、ネタバレ苦手な方はブラウザバック推奨ですm(_ _)m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  感想

 

季節は秋。

 

 

主人公の北原 春希(きたはら はるき)が通う峰城第付属高校の学園祭に向けて準備をしていたが、春希が加入している軽音楽同好会が解散し、学園祭で演奏できなくなるという危機に瀕していた。

 

 

春希は1年生の頃から加入してギターを弾いていたが、お世辞にも人前で演奏できるようなレベルではなかった。

 

 

いつものように音楽室でギターの練習をしていると、隣の第二音楽室からピアノの音が聴こえてきて顔も知らない人と『WHITE ALBUM』のセッションをした。

 

 

すると2人のセッションに乗せて歌声が聞こえてきた。

 

 

同好会のボーカルに勧誘したいと思い、屋上から聞こえてくる歌声の主の元へ走った。

 

 

春希の目に映ったのは、学園のアイドル的存在、小木曽 雪菜(おぎそ せつな)だった。

 

 

春希の勧誘により、雪菜は軽音楽同好会に加入し、学園祭で歌ってくれることになった。

 

 

あとは、いつも隣の第二音楽室で春希のギターに合わせてくれているピアノ奏者を勧誘しに行こうとすると、そこには春希と同じクラスであり、隣の席の冬馬 かずさ(とうま かずさ)がいた。

 

 

何度か勧誘したが、その度にかずさの逆鱗に触れてしまい、断られていた。

 

 

雪菜も一緒にかずさを勧誘することにより、同好会に入ってくれることになった。

 

 

ここ、かなり序盤なんですけど、この時点で主人公がウザいと感じてしまってイライラしてましたw

 

お節介が過ぎるというか、決めつけで物事を言うのがあまり好きじゃなかったです(・Д・)

 

かずさが音楽科に在籍してた時に孤立してたことを知って、かずさにお前の気持ちは分かるが話し合いは必要で、気持ちはいつか伝わるみたいなこと言ってたんですが、そもそも同じクラスになって半年しか経ってないし、かずさについてほとんど何も知らなかったのに何を分かったんだと思いました(゚ω゚)

 

何も分かってないのに、分かったと言って勝手に解決法を押し付けてきて、かずさにキレられても何で怒ってたのか理解できない部分もイラっとしてました(゚ω゚)

 

ホワルバの主人公がウザいとよく聞いてたんですが、なるほどこういうことかと序盤から納得しましたw

 

 

 

 

かずさの加入により、学園祭で演奏するバンドのメンバーが集まった。

 

 

しかし、どうしても楽器が足りないので同好会会長の武也はギターではなくシンセの打ち込み担当になり、春希がギター演奏することになった。

 

 

ボーカルは雪菜、キーボードはかずさが担当。

 

 

学園祭では1曲目に『WHITE ALBUM』を、2曲目に『SOUND OF DESTINY』を演奏することが決まった。

 

 

春希のギター演奏は人前で披露できるレベルじゃないことから、練習量を増やし、かずさの家で合宿して練習することにより、何とか上達して学園祭に間に合った。

 

 

春希は雪菜をイメージして詞を書き、かずさは練習の合間に詞に合わせた曲を作ってくれた完全オリジナルソング。

 

 

元々春希が同好会に参加してたのは学園祭に向けて一曲書かせてもらうためだった。

 

 

練習時間はほとんどなかったが、3人は必死に練習して勝負の日を迎えた。

 

 

舞台が始まり、大成功で終わった。

 

 

雪菜の歌が流れてる間は自動でセリフがオートになってるので、進めすぎて歌を聞き終える前にシーンが終わるということがないようにされてて斬新でした!

 

春希がかずさの家に合宿で泊まって、2人きりで練習してたことを知った雪菜は自分が仲間外れにされたと落ち込んで、2人の輪に入ろうとするのが少し邪魔だなぁと思っちゃいました(゚ω゚)

 

ホワルバは雪菜派かかずさ派に分かれることが多いらしいんですが、私はこの時点でかずさ派になってたので、雪菜はできればかずさの邪魔をしないでいて欲しいと願ってました(T ^ T)

 

 

 

 

第二音楽室で春希とかずさがバンドの成功について語っていたが、ここ数日の寝不足で春希はそのまま眠ってしまった。

 

 

目を覚ますとそこにはかずさの姿はなく、代わりに雪菜がいた。

 

 

ずっと一緒にいて欲しいと告白され、キスを求められたので、春希は雪菜のキスを受け入れた。

 

 

キスする直前にかずさの顔がよぎったが、自分の意思で雪菜とキスをした。

 

 

そしてこの日が、三人が本当に三人でいられた最後の日となった。

 

 

高校生編は選択肢のない一本道なので、ただ成り行きを見てるしかなかったんですが、かずさが報われない展開でとても心苦しかったです_:(´ཀ`」 ∠):

 

かずさのことが気になるなら、そこは受け入れて良かったのかと春希にイラっとしました(・Д・)

 

主人公に対するイライラをよく耳にしていたので、この先の展開がなんとなく予想できて見たくないですが、見ないと先に進めないので頑張ってAボタンを押し続けました( ˙-˙ )

 

 

 

 

春希は1人でかずさの家を訪ねて、雪菜と付き合うことになったと報告した。

 

 

かずさに隠し事をしたくないから伝えたと告げ、三人でずっとこのままでいたいと話すと、かずさは離れる理由がないと言ってくれた。

 

 

春希がかずさの家を出ると雪菜に電話をして無事に話は終わったと伝えると、雪菜は半泣きでかずさは春希に友達以上の感情があったはずだから傷つけたと言った。

 

 

しかし、春希はそんなことはないと雪菜の言葉を否定した。

 

 

恋人に自分の言葉が信じてもらえないと思った春希は、付き合って二日目ということもあり、雪菜とこれから絆を強く深くしていかないといけないと考えた。

 

 

しかし、帰りの電車の中で初めてかずさと会った時からかずさが好きだったと考えていた。

 

 

付き合って二日目でかずさが好きだったって思ってるし、かずさに付き合った報告した上でこれからもずっと三人でいたいって告げる主人公、最低過ぎません!?!?

 

かずさにというより、かずさと雪菜に対して失礼!!

 

ホワルバをプレイして初めて胃カメラを飲んだというレビューがあるという話を聞いたことがあったんですが、胃カメラやりたくなる気持ちが分かりました( ゚д゚)

 

確かにこんな展開がずっと続いてたら胃がムカムカしっぱなしで胃に穴が開きそうです((((;゚Д゚)))))))

 

一気に進めようと思ってたんですが、私の胃を労わるために別ゲーを挟んで休み休み進めることに決めました/(^o^)\

 

 

 

 

春希から話を聞いた雪菜は屋上にかずさを呼び出した。

 

 

自分がかずさから春希を取ってしまった、同好会に入ったことにより春希とかずさの仲を引っ掻き回してしまったと話すが、かずさは何も認めようとしなかった。

 

 

それでも雪菜は自分が許されないことをしてしまったと話すと、かずさは雪菜を初めて苗字ではなく「雪菜」と名前で呼んだ。

 

 

そしてかずさは雪菜を抱き締めて、このままでいてくれると言い、半ば無理矢理話を終わらせた。

 

 

かずさが優しすぎる(´;Д;`)

 

ゲームの場面では春希がかずさに付き合った報告をした時の傷ついた表情などから、絶対春希のことが好きだってプレイヤー側も見て分かる状態なのに、それを認めないだけじゃなくて、雪菜を親友として認めてくれて、このままでいてくれると約束してくれるのが本当に見てて切なかったです_:(´ཀ`」 ∠):

 

ねえ、かずさが幸せになる未来が待ってるって信じていいですか?

 

このまま報われなかったら発狂しそうな気がします(T ^ T)

 

 

 

 

12月。

 

 

雪菜の家で、かずさの期末試験の勉強を見ることにした春希と雪菜。

 

 

その努力のおかげか、授業中に居眠りばかりしていて勉強が遅れていたかずさは留年を免れることができた。

 

 

3人で卒業旅行に行こうと雪菜が提案し、3人は温泉旅行に行くことになった。

 

 

夏休みの間に運転免許を取得したかずさの運転により、旅館へと向かった。

 

 

雪菜が来年もまた集まろうと言うと、かずさは先のことは分からないから約束できないと返した。

 

 

かずさはピアノを再開することにしたので、春希と雪菜とは違う進路を進むことにしていたため、なおさら予定が合うか分からない状態だった。

 

 

しかし雪菜は、それでも1日くらいなら何とか予定合わせられないかと食い下がった。

 

 

かずさがもし自分に恋人ができて、来年は恋人と2人で出かけたくなるかもしれなくなる。

 

 

そうなったら今日の約束が足枷になるかもしれないから約束できないと断った。

 

 

突然のかずさの恋人ができたらという言葉に、春希は絶句していた。

 

 

3人で集まることにこだわる雪菜に、かずさが来年は雪菜と春希の2人で過ごしたくなるかもしれないだろと言われても、雪菜は3人でいるときは春希は大事な友達だと言い切った。

 

 

かずさが、それは雪菜の身勝手で恋人のことすら考えてない信じられないくらい自己中だと返したが、どれだけ言われても引き下がろうとしない様子の雪菜に、かずさは笑って今のやり取りは冗談だと言った。

 

 

雪菜はかずさが春希を好きだということを知ってるのに、3人でいたいというワガママを言うのが信じられないくらい自己中でイラっとしました( ゚д゚)

 

かずさの言う通り、3人でいる間は春希を友達として接するというのも春希の気持ちを考えない自分勝手な考えもどうなんだろうと思いました(゚ω゚)

 

そして何より春希!!!!

 

何でかずさが自分に恋人ができるかもって話しただけで絶句するんだと怒りたくなりました((((;゚Д゚)))))))

 

自分で雪菜と付き合うことを決めたんだから、かずさのことが好きでも未練を残しまくって2人の前で悟らせるようなことするのはどうなんですかね(゚ω゚)

 

序盤の春希に対するイライラは、主人公の性格が合わなかったからですが、雪菜と付き合ってからは女性視点で春希を見てるからか別の意味でイライラしてました(・Д・)

 

ホワルバはもしかしたら女性視点でストーリーを読む人には少し苦痛かもしれないなと感じました(´・ω・`)

 

 

 

 

1月。

 

 

三が日は3人で過ごしたが、新学期から春希はかずさと距離を置くようになった。

 

 

かずさはピアノコンクールに出るため、本格的にレッスンを再開して学校に来なくなった。

 

 

春希はかずさに3日会えないだけで、かずさのことが気になり、かずさの家の前に行ってピアノの音が聞こえないか、窓から人影が見えないか確認しに行った。

 

 

かずさの家は地下に音楽室があるため、ピアノの音は聞こえてこなかった。

 

 

人影も見えなかったので、諦めて帰宅した。

 

 

春希には雪菜がいるじゃん!!!!

 

何で3日会えないからって他の女の家に様子見に行くんだ!!

 

かずさが好きなら、諦められないなら、何で雪菜を受け入れて付き合うことにしたのか理解できませんでした( ゚д゚)

 

告白されたときに、きちんと断ればいいのに、中途半端な気持ちで付き合うから結局フラフラして、かずさにも雪菜にも残酷なことしてる状態にずっとイライラしてたので、この辺りから胃がムカムカし始めました_:(´ཀ`」 ∠):

 

 

 

 

2月。

 

 

かずさのコンクールの日がやってきたので、春希と雪菜はかずさの応援をしに行った。

 

 

ブランクがあったのもあり、優勝を逃したが、かずさは次があるからまた頑張ればいいと言って落ち込んだ様子はなかった。

 

 

そしてかずさは有名なピアノの先生のレッスンを受けるための試験があるからと、その後も学校には来なかった。

 

 

2月は雪菜の誕生日がある。

 

 

かずさはレッスンのための試験で忙しいこともあり、春希は雪菜に2人きりで過ごそうと誘った。

 

 

もうかずさのことを忘れたくて、雪菜との距離を急いで縮めようとしていた。

 

 

そして、春希は雪菜に正直に告白しようとしていた。

 

 

かずさに惑わされていることを。

 

 

それでも雪菜に強く惹かれてて、本当の気持ちの持って行き場を求めてることを。

 

 

しかし雪菜は家族とかずさを交えて皆でパーティーをしようと断り、それを春希は承諾した。

 

 

しかし実際は、雪菜と雪菜の弟(中学生)が2人とも卒業することから、卒業&雪菜の誕生祝に雪まつりを見に行くことになっていたのを友達とパーティーをするからと家族に嘘ついて雪菜1人だけ旅行をキャンセルしていた。

 

 

何だか春希と雪菜のすれ違いが起こり始めてて不穏な空気を感じました((((;゚Д゚)))))))

 

春希は雪菜と体の関係を持ってかずさを忘れたいと思いつつ、そのことを告白しようとしていて、雪菜はそれを察して2人きりで祝うことを断っておきながら2人きりの状況を作ろうとしてるのが不思議でした(゚ω゚)

 

話を聞くのが怖くて逃げ道を作りつつ、春希のすべてを受け入れようとしてるのかもですが、雪菜のやろうとしてること、春希のやろうとしてることが何でここまですれ違い始めるんだろうというくらい歯車が狂っていくのをただただ見守ってました(´・ω・`)

 

 

 

 

雪菜の誕生日当日。

 

 

春希は誕生日プレゼントに『SETSUNA』と刻印されたシルバーリングを用意していた。

 

 

早めにお店に行ってプレゼントを受け取ったので時間に余裕があったため、かずさが誕生日を祝いに来ない可能性があるので雪菜のためと心の中で言い訳をしてかずさの家に行った。

 

 

インターホンを押すと、中からかずさの母、曜子が出てきて春希を招き入れてくれた。

 

 

曜子は学園祭に行って春希たちの演奏を見ていたので、顔を覚えていてくれた。

 

 

かずさが不在なので、いつ帰ってくるのか尋ねると6時だと教えてくれたので、パーティーは5時からだったが1時間くらいなら遅れても構わないから待たせてくれと頼んだ。

 

 

しかし、曜子は間に合わないからと断った。

 

 

理由を尋ねると、かずさは今ピアノの先生のレッスンを受けるための試験のため海外に行っていて、6時に帰ってくるというのは家にではなく空港にという意味だと教えてもらった。

 

 

かずさから何も教えてもらってなかった春希は驚きを隠せなかった

 

 

かずさの家を出て、5時半を回った頃に雪菜に電話をして具合が悪いから遅れるが、必ず行く」と伝えた。

 

 

雪菜は具合が悪いなら日をずらすと提案してくれたが、必ず行くと約束して電話を切った。

 

 

今日中に雪菜に合わないと、春希は自分の気持ちがどこに行くか分からないから必ず雪菜に会おうとしていた。

 

 

そして、雪菜は家族とパーティーをしていて独りじゃないから寂しさを紛らわしてくれるだろうと思い、そのまま空港へと向かった。

 

 

もうね、ここが本当に「は!?!?」って状態でした( ゚д゚)

 

そもそも彼女の誕生日を祝う予定だったのに、他の女に会いに行くってどういうこと!?

 

しかも、独りじゃないから寂しくないだろうって何!?

 

もし本当に家族と過ごしてても、大切な人が来てくれないと寂しいだろ!!って春希に対して内心ぶち切れ状態でした( ゚д゚)

 

ここから先は本当にイライラが止まらなかったので、春希に対して結構毒吐いてます(・Д・)

 

毒を吐く内容が苦手な方、春希が好きな方はブラウザバック推奨ですm(_ _)m

 

 

 

 

空港に行き、かずさを見つけると迎えに来たと伝え、一緒に電車に乗った。

 

 

春希が迎えに来たことに驚きつつも、かずさは来月からヨーロッパで母親と暮らすことになると伝えた。

 

 

「どうして俺の前からいなくなろうとするんだよ!?」

 

 

春希がかずさに対し怒るのを見て、かずさは冷めた様子を見せた。

 

 

そんな程度の奴だ、言いたいことも言えない春希はかずさにとって友達じゃないと言い切って、春希をズタズタにした。

 

 

「何が『俺の前からいなくなろうとする』だ…

 

北原、お前、何様のつもりだ?

 

そんなのはなぁ……っ、

 

親友の彼氏に言われる台詞じゃないんだよ!」

 

 

そしてかずさは泣きながら怒り、先に目の前から消えたのは春希だと言った。

 

 

「手が届かないくせに、ずっと近くにいろなんて、そんな拷問を思いついたのもお前だろ!」

 

 

かずさは自分が責められる理不尽に怒っていた。

 

 

それに対し春希は雪菜と付き合うことになってもかずさのことを諦めきれず、せめて誠実でいようとして嘘をつかないでいたかったから一番に付き合ったことを伝えたんだと話した。

 

 

それのどこが誠実なんだとかずさが怒っていたが、春希は自分と雪菜が付き合うことを認めてくれたじゃないかと返した。

 

 

「人を傷つける事実を押し付けて自分は誠実だというのか」と言われ、春希はかずさがいつも通り接していたから傷ついてるなんて知らなかったと答えた。

 

 

「そんなの、女の扱い方を何も知らない、

 

つまらない男の無知じゃないか」

 

 

「そうだよ、俺はそういうつまらない普通の男だよ。

 

冬馬みたいな奴が振り向くはずのない…」

 

 

「そんな女のこと何も知らない奴が、あたしの想いを勝手に否定するな!

 

あたしがつまらない男を好きになって何が悪い!」

 

 

「それならそうと言ってくれ」

 

 

「雪菜を傷つけるから言えない」

 

 

「ほらみろ…

 

お前だって、俺と同じじゃないか。

 

雪菜に対して誠実でいるために、

 

俺に対して誠実でいられなかったじゃないか」

 

 

そこで2人の間に沈黙が流れた。

 

 

かずさは涙を拭いながら、言いたいことを全部言い切ったので、たった今春希と友達になってしまったと言った。

 

 

そして「友達になった瞬間、絶交だ」と言い放ち、帰ろうとするかずさを追いかけ、その場で抱き締め、キスをした。

 

 

かずさは春希を突き飛ばし、思いっきり頬を叩いて拒絶の意思を見せた。

 

 

「ふざけるな

 

何でそんなに上手いんだ

 

何回雪菜とキスしたんだ

 

どこまで置いてきぼりにすれば気が済むんだ」

 

 

かずさは心からの嫉妬し、泣きながら走り去った。

 

 

今度こそ春希はかずさを追いかけず、その場に立ち尽くした。

 

 

ここのシーンは見ててずっと、春希何やってんの!?!?状態でした( ゚д゚)

 

誠実でいたかったとか話してるけど、春希は誰に対しても誠実じゃなくて言ってることとやってることが矛盾し過ぎてて理解できませんでした(゚ω゚)

 

かずさが春希を言い負かしてるときはスッキリした気持ちになってたんですが、ビンタして嫉妬する姿を見せたときはちょっと笑っちゃいました\(^o^)/

 

そこはもう春希なんて嫌だとか、雪菜に対して不誠実とかじゃなくて嫉妬なのねwwwってなってました。

 

それくらい本気で好きなんだなというのも伝わってきたので、早くかずさには幸せになって欲しいです(´;ω;`)

 

というか、春希とじゃなくて海外でいい人と出会って幸せになって欲しい(´;Д;`)

 

社会人編まであるそうなので、きっとかずさは春希を想い続けるんだろうなと思うとやるせないです_:(´ཀ`」 ∠):

 

 

 

 

2日後。

 

 

あの後、春希はその場に立ち尽くしたまま、雪菜の元へは行かなかった。

 

 

気付いた時にはベッドの上で涙を流しながら40度の熱を出して震えていた。

 

 

無意識で雪菜に電話をしていたらしく、雪菜が看病をしに来てくれていた。

 

 

パーティーに行けなかったことを謝ったが、幸か不幸か本当に熱が出ていることから雪菜は体調が悪かったことを信じて仕方ないと許してくれた。

 

 

春希は雪菜を裏切ってしまったことを伝えられずにいた。

 

 

どう伝えるか悩んでいると、雪菜はそろそろ家に帰ると言って出て行った。

 

 

春希は1人になると、再びベッドの中で泣いていた。

 

 

後日、回復した春希は雪菜にシルバーリングではなく胡蝶蘭をプレゼントした。

 

 

リングは机の引き出しの奥深くにしまい込んでいた。

 

 

結局雪菜は独りで待ちぼうけ食らってるし、かずさは最後まで春希に傷つけられてるし、春希は2人に対して裏切ってるしで誰も救われない展開でした(´;Д;`)

 

ここで春希が泣くのはあまり理解できなかったのは、私が女性視点で見てたからかもしれません(゚ω゚)

 

かずさがいなくなることを泣くなら、最初から雪菜と付き合わなければいいのに、自分に振り向いてもらえないだろうと諦めて雪菜と付き合った結果、かずさを忘れられなくて最終的にどちらも傷つけて…。

 

誠実でいたいと言いながら不誠実だったからこその因果応報なのではとしか思えなかったです(゚ω゚)

 

そして勝手な予想なんですが、しまい込んでるシルバーリングは大学生編か社会人編で雪菜√に入ったとき改めてプレゼントすることになるんじゃないかと思ってます

その時にはかずさのことを忘れて雪菜一筋でいて欲しい……。

 

 

 

 

バレンタイン。

 

 

卒業まであと2週間となった日の放課後、かずさは雪菜に高校を卒業したらウィーンに行くことを告げた。

 

 

雪菜はなぜ海外に行くのか問い詰められ、本場でピアノを勉強しながら母親と暮らすためだと答えた。

 

 

それでも雪菜は食いついたが、かずさはいつかまた会おうと約束した。

 

 

そして、春希と雪菜はそのままでいて、かずさの帰る場所になって欲しいと頼んだ。

 

 

帰り道、春希と雪菜が2人で歩きながらかずさの留学について話した。

 

 

雪菜が寂しがっていると、春希はかずさの肩を持った。

 

 

家に帰ると、雪菜は自分の誕生日に春希がボロボロになってたのはかずさが留学を知ったからなんだと気付いて泣いた。

 

 

卒業まで1週間となったが、留学を告げた日からかずさは学校に来なくなった。

 

 

春希はかずさに連絡をしようとしたが、着信拒否をされていて繋がらなかった。

 

 

相変わらず春希のどっちつかずな態度にイライラしてました( ゚д゚)

 

乙女ゲームで付き合った攻略キャラと別れて、別の攻略キャラと付き合うシナリオは別れてからの話なので受け入れられるんですが、別れないでズルズルと引きずるのはあまり好きじゃないかもです(´・ω・`)

 

どっちに対しても傷つける行為であって、誰も幸せになれなくて見てて辛い(T ^ T)

 

 

 

 

卒業式の日。

 

 

かずさは姿を見せなかった。

 

 

卒業式が終わると、クラスメイトの親志がせめて最後にかずさに告白したかったと冗談っぽく言うと春希は怒った。

 

 

その様子を親志と武也は乾いた視線で春希を射抜き、雪菜に見られてたらどうするんだと逆に怒った。

 

 

そこへ雪菜がやってきたので、親志と武也は空気を読んで席を外してくれた。

 

 

2人きりになると、雪菜は自分の机の中にかずさからの手紙が入っていたことを教えた

 

 

電話をかけてみたが、相変わらず繋がらなかったので、春希は雪菜をその場に残した状態で駆け出して学校を出た。

 

 

武也の呼び止める声が聞こえたが、無視してかずさを探しに街中を走り回った。

 

 

どこを探しても見つからず、諦めて帰宅するとかずさから電話がかかってきた。

 

 

春希は堪え切れず泣き、会いたいと伝えた。

 

 

かずさが止めるのを無視して、心の中で「ごめん、もう雪菜のところには戻れない」と謝りながらかずさに好きだと告げた。

 

 

これ以上苦しめないで欲しいとかずさが話しているときに救急車が通った。

 

 

かずさとの電話からも救急車の音が聞こえたことから、春希の自宅の近くにかずさがいることに気付き、電話が切れないように会話を続けながらかずさを探しに外へ出た。

 

 

するとマンションの目の前の公園にかずさがいた。

 

 

大好きだったから雪菜に春希を取られて悲しかったと伝えると、そんなかずさを春希は抱き締めてキスをした。

 

 

そして部屋に誘い、2人で春希の部屋に入るとベッドのもつれるように倒れこんだ。

 

 

2人は最悪なことをしてると自覚しながら愛を確かめ合った。

 

 

その時、春希を心配した雪菜が電話をかけてきたが、春希は何も聞こえない振りをして電話を無視した。

 

 

愛を確かめ終えた後、2人はカッコつけたり決めつけたりせずに好きだと言えばよかったと互いに後悔してると話した。

 

 

そして互いにもうすぐ訪れる別れを悲しんだ。

 

 

春希が眠ってる隙にかずさはいなくなっていた。

 

 

そして、制服のボタンが2つなくなっていることに気が付いた。

 

 

これはかずさが救われたと言えるのかどうか……。

 

結局、留学することは変えられないから救われない結末なんだろうなと思うと、この行為に意味があったのか疑問に思いました(´・ω・`)

 

変に関係を深めると別れが余計に辛くなるから、かずさは何も言わずに去った方が良かったんじゃないのかなという気持ちもありましたが、そうできないくらい本気で春希のことが好きなんだろうなと思うと何ともいえない気持ちでした(´・ω・`)

 

本当にお互いに素直になって告白し合ってればこんな拗れなかったのに!!

 

雪菜が少し寂しかったかもですが、裏切られるということはなかったので、今よりも傷つかなかったと思います(´;Д;`)

 

今更どうこう言っても仕方ないのは分かってるけど、過去を変えたい!!

 

 

 

 

翌朝、雪菜が春希の家にやって来た。

 

 

今日の2時の飛行機でかずさがウィーンに行ってしまうことを教えてくれた。

 

 

一緒に空港に行こうと誘われたが、春希は断り、代わりに雪菜に話があると言った。

 

 

何を言われるか察した雪菜は、空港への電車の中じゃないと絶対に聞かないと譲ろうとしなかった

 

 

その結果、春希は雪菜に連れ出されて電車の中で全てを話した。

 

 

雪菜と出会う前からかずさを好きだったことも全部知っても、雪菜は怒らなかった。

 

 

春希とかずさの気持ちを知った上で割り込んだから、すべて予想の範囲内だと言った。

 

 

しかし2人が予想以上に悲しいくらい真剣だったからバラバラにさせてしまったと謝った。

 

 

そして雪菜は自分がしたことをすべて話してくれた。

 

 

雪菜は自分が1人になるのが嫌だったから、3人でいられる関係を続けようとして春希の恋人に立候補した。

 

 

割り込まないと、2人がどんどん近づいて恋人同士になるのが分かってたから、いつか2人が雪菜と距離を置くようになるのが怖かった。

 

 

かずさが気持ちを伝える前なら春希は面倒見が良く、責任感が強く、頼みごとを断れない優しい性格をしてるから受け入れてくれるだろうと分かってて告白した。

 

 

自分が傷つくのを知ってて、自分のためにそうしたから春希は雪菜を裏切ってないと言った。

 

 

「だから、わたしには怒る資格なんかない。

 

悲しむなんて許されない。

 

だから気にしないで」

 

 

雪菜は怒ろうとせず、さらには春希のそばにいようとしてくれた。

 

 

「あなたがかずさを失って寂しかったり、わたしのこと、まだ少しでも好きでいてくれるなら…

 

わたしを、かずさの代わりにしてもいいんだよ?」

 

 

その言葉に、春希はそんなのはただの現実逃避だと言って断った。

 

 

お互いもっと深く傷つくだけだと言うと、雪菜は自分が傷つくのは仕方ないと返した。

 

 

雪菜は春希の罪を認めようとしなかった。

 

 

そして、春希もあるはずのない雪菜の罪を認めないため、会話がかみ合わないまま空港に着いた。

 

 

雪菜は中学生の頃に仲の良い友達グループに所属してたけど、そのグループの仲にいた子が好きだった人が雪菜に告白したことで友人関係が崩れてハブられるようになったから、独りになるのが嫌だって過去がありました。

 

そこで、春希とかずさに出会って、雪菜が高校ではずっと周りの持つ雪菜のイメージを壊さないようして孤立してた生活を一変させてくれただけでなく、素のままの自分を受け入れてくれて幸せな時間を過ごしてました。

 

それを壊したくないと思って動いた結果が今こうして3人がバラバラになろうとしてて、後悔してるのが本当に切なかったです

 

春希は……どうしても同情できません( ˙-˙ )

 

 

 

 

空港に着くと、春希はすぐにかずさを見つけることができた。

 

 

春希はかずさを見つけた瞬間、悲鳴のような叫び声でかずさの名を呼んで駆け出した。

 

 

そしてそのまま雪菜の前でかずさを抱き締めた。

 

 

かずさは雪菜がいることに気付き、雪菜に謝りながらも春希からのキスを受け入れた。

 

 

2人がキスをしてるのを見た雪菜は俯いた。

 

 

どうしてこうなるんだろう……

 

初めて好きな人ができた。

 

一生ものの親友ができた。

 

夢のように幸せな時間を手に入れたはずなのに…

 

なのに、どうして、こうなっちゃうんだろう…

 

 

この瞬間、今まであまり好きになれなかった雪菜に同情していました(´;Д;`)

 

そして雪菜にも幸せになって欲しいと切に願いました(´;Д;`)

 

 

 

 

かずさの乗った飛行機は飛び立った。

 

 

外で飛行機を見ていると雪が降ってきた。

 

 

三人でいることを誓い合ったのに、二人から一人が去り、一人と一人が残されていた。

 

 

雪菜は春希に帰ろうと声をかけたが、春希は動こうとしなかった。

 

 

春希は雪菜に冷たい態度を取っていたが、雪菜は怒らなかった。

 

 

一度最低の裏切りをしてしまった相手だから、春希は雪菜に対してずっと最低を貫くことを決めていた。

 

 

そんな春希の背中を雪菜は優しく抱き締めた。

 

 

「かずさを裏切ってしまうと辛く感じるなら、ここを動いて振り解いて

 

これ以上、ここから動こうとしないなら…

 

勘違い、するよ?

 

悲しさのあまり、あなたがわたしを受け入れてるって、最低の思い込み、しちゃうよ?」

 

 

そんな雪菜の言葉を聞きながらも、春希の頭の中はかずさが占めていた。

 

 

「一人と一人が残された」ということは、春希と雪菜は別れたのかなと解釈してます(゚ω゚)

 

それでも雪菜は春希に対して優しくしているのは、いつの間にか本当に好きになっていたのか、傷つけてしまったことへの罪滅ぼしなのか…。

 

どちらにしても、そこまで春希に対して優しくしなくても良いのにと思ってしまった私です(゚ω゚)

 

はぁ〜…このゲームのキャッチコピーが「もう、見たくない… でも、見届けずにはいられない」なんですが、正にこの状態です/(^o^)\

 

見たくないけど、かずさと雪菜が幸せになるのを見届けたい!!!!

 

ちなみになんですが、高校生編は2周目をプレイすると1周目では語られなかったシーンが追加されます。

 

今回のかずさの留学は、春希が雪菜と付き合うことになって傷ついたので逃げるために海外に行くことを決めました。

 

本気の恋……してたんだね、かずさ(´;Д;`)

 

待ってて、クリアまでに時間がかかるけど、胃薬飲みながら社会人編まで進めてかずさを幸せにしてみせるから!!

 

 

 

 

ここでホワルバ2 高校生編終わりです!!

 

 

この状態で終わるのか!!ってなってイライラによる胃のムカムカとモヤモヤでプレイし終わった後はとにかく動けなかったです_:(´ཀ`」 ∠):

 

 

この後は大学生編なのですが、この時から3年後のお話となっているようです。

 

 

大学生編では攻略キャラが4人いるんですが、かずさはウィーンに行ってしまったので攻略キャラにいませんでした(´・ω・`)

 

 

雪菜も攻略対象キャラらしく、どうなるのかビクビクしてます((((;゚Д゚)))))))

 

 

その後は社会人編があるんですが、大学生編の雪菜√から社会人編に入るとキレイに繋がるらしいので、雪菜は最後に攻略予定です。

 

 

それ以外は特に攻略順などないみたいなので、共通を進めながら誰からやるか決めようと思ってます!

 

 

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございますm(_ _)m

 

 

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