どうも、みゃーびんです( ・∀・)ノ

 

 

今回は絶望というより話が真相に近づいた感じがします。

 

 

このドアを開いたらこまめにバックログを見てみてと言われていたので、こまめに見ていたら発見したことも書いていきます!

 

 

 

 

がっつりネタバレしているので、ネタバレ苦手な方はブラウザバック推奨ですm(_ _)m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  The Forth Door (1099)

 

1〜3の扉は時代が順々に進んでいたが、この扉は中世の時代。

 

ずいぶん昔の話で、始まりの時。

 

館の呪い、魔女の真相、「あなた」の正体……そのすべてがきっと分かる。

 

この扉を見て「あなた」が自分を取り戻せなければ、女中にはもうできることは何もないと言った。

 

 

この時代の白い髪の娘は不遇の身だった。

 

白い髪とルビーのような瞳という見た目だけで魔女と罵られ、命が危うく他人に虐げられる毎日。

 

白い髪の娘は追われて森の中を逃げ続けていた。

 

どれだけ彷徨い、飢えも渇きも忘れた頃、屋敷は現れた。

 

行き場のない娘は屋敷の中に入っていった。

 

 

屋敷にはミシェルという男性が住んでいた。

 

ミシェルは白い髪の娘に道を示した。

 

西へ進むと村があると伝えたが、娘は行き場がないと話し、屋敷に置いてもらいたいと頼んだ。

 

ミシェルは呪われた身で、関わると命を落とすと言われたが白い髪の娘はどの道を選んでも未来がない、それなら望むように在りたいと言い屋敷に置いてもらうことになった。

 

 

呪いの話を聞いても白い髪の娘は館に居座ることを決めたが、ただ居座るだけだと申し訳ないと思いミシェルに何かすることはないか聞くと、ミシェルは勝手にするといいがミシェルの部屋には入らないよう言った。

 

ミシェルは人との接触を拒んでいた。

 

 

そうして2人の生活は静かに始まった。

 

ミシェルは1日のほとんどを自室で過ごし、たまに顔を合わせても会話はほとんどなかった。

 

白い髪の娘はミシェルを知りたいと思っていた。

 

 

白い髪の娘が書庫の掃除をしているとミシェルがやってきた。

 

書庫には大量の本が置いてあり、理由を聞くと月に1冊実家から送られてくると答えてくれた。

 

本を読みたいが文字が読めないと話し、ミシェルに文字を教えてくれと頼んだ。

 

そして白い髪の娘はジゼルと名乗った。

 

2人の生活は相変わらずだったが、顔を合わせるとミシェルは目を逸らさなくなった。

 

 

ある日、食料が底をついてきてミシェルに相談をした。

 

どうやって調達をしているのか聞くと、ミシェルは玄関へと向かった。

 

物音がしたと思うと、玄関を開けるよう言われジゼルはドアを開けた。

 

そこには木箱が置かれていて、中には食料と本が1冊入っていた。

 

このように月に1度実家から送られてくると教えてくれた。

 

 

ジゼルはミシェルが何故屋敷にいるのかを聞くと、呪いを見せると言った。

 

庭に行くと、そこは荒廃していた。

 

迷い込んできた蝶はミシェルが伸ばした指先を止まり木と勘違いして舞い降りた途端、蝶は死んでしまった。

 

ミシェルに触れるものはすべて死んでしまうと言った。

 

そのため、木箱を届けてくれる人はミシェルに近づけば命を落とすかもしれないと、顔を見せずに立ち去っているのだと話した。

 

 

この事実を知ってもジゼルは出ていこうとしなかった。

 

屋敷を出て生き延びたとしても、また逃げ続ける日々に戻るかもしれないし孤独でいることになるくらいならミシェルと生きていたいと言った。

 

ミシェルは二度と他人に近づいて、その人間が死んでいく様を見たくなかったため、ジゼルの言葉を残酷だと言った。

 

呪いで最初に死んだのはミシェルの母親、その次に乳母だった。

 

そこまでは偶然で済まされたが、事が重なるにつれ呪いが明らかになり人と触れ合うことが許されなくなり、屋敷にいたら事情を知らない使用人や意図せずミシェルに触れた人間がことごとく命を落としてしまうので、ミシェルは自分の意志で館にいると話した。

 

しかしジゼルはミシェルの隣にいようとした。

 

ミシェルが理由を聞くと、ジゼルはミシェルを好きだと言った。

 

ミシェルはどうすればいいか分からなくなり、「考えます」とだけ言って自室に戻ってしまった。

 

 

ミシェルが自室にこもり数日が経ったが出てこなかった。

 

ジゼルは自分のせいで困らせてしまったことを謝りたいと思い、ミシェルの部屋へと向かった。

 

ドアの前でちょうど部屋から出てきたミシェルと遭遇した。

 

ミシェルはそのままジゼルを部屋に招いた。

 

部屋に入っていいのか聞くと、今回のように意図せず出くわして接触しては困るという理由で部屋に近づかないよう言っていたと話した。

 

部屋に入ると、ミシェルはジゼルに鈴のアクセサリーを手渡した。

 

屋敷の中は木板や鎧戸で窓がすべて塞がれていて室内は外以上に暗く、蝋燭の灯りだけだと間違ってから少しでもその可能性を減らすため身につけておくよう言った。

 

 

こうして2人の穏やかな生活が始まった。

 

お互いの存在を認め、顔を向け合って会話をしたり、食事も共にとるようになり、以前頼んだ文字も教えてもらえた。

 

やがてジゼル1人でも不自由しない程度には読めるようになると、今度は「一緒に本を読むこと」をお願いした。

 

2人は伝記を読むことにした。

 

内容はこの地方に伝わる魔女の話だった。

 

 

魔女は村の民と生活していた。

 

長い干ばつが村を襲い、村人は魔女のせいだと焚刑(ふんけい)に処した。

 

すると村には恵みの雨が降り、作物は生き返った。

 

恵の雨は人々を狂わせ、同胞を討ち始めた。

 

魔女の呪いは多くの者を犠牲にするが、奪うのみではなく望みも叶えた。

 

村人たちは呪いにより気が狂ったが、そもそもの願いである恵みの雨は与えられた。

 

多くの犠牲を差し出せば見返りとして魔女は願いを叶えてくれる。

 

魔女に触れるなら天を目指すことだ。

 

しかしそれは破滅の道でもある。

 

 

この話は今でも信じられているからこそ、ジゼルは魔女として扱われた。

 

何故魔女は望みを叶えたのかミシェルに聞いてみると、束の間の幸せの後に訪れる絶望は普通に味わうより苦しいものとなるからだと答えた。

 

 

屋敷には物見の塔があり、2人はそこへ行ってみることにした。

 

物見の塔の天井に近いところにひとつの窓があり、光が入ってきていた。

 

光のもとへ行くと、ミシェルは初めてジゼルの姿をはっきりと見て声を失った。

 

ジゼルもミシェルの姿を見て、触れてもらいたいと思った。

 

お互いに触れ合わなくても幸せだが、夢を抱くくらいならと夢の中で触れ合うと話した。

 

 

2人はただ共にいるだけで良かったが、儚い夢となった。

 

誰かが屋敷に訪れた。

 

倉庫のにが尽きかけていたため、木箱が運ばれてきたと思ったジゼルは何も疑わずにドアを開けると、そこには男の浮浪者が1人いた。

 

魔女の伝承を信じて屋敷にやってきて、魔女を探し始めた。

 

ジゼルがここに魔女はいないと伝えるが聞く耳を持たなかった。

 

男はジゼルが魔女だと思ったが、魔女ではなくただの娘だと知ると襲おうとした。

 

そこへミシェルがやって来た。

 

その様子を見たミシェルは蝋燭を落とし、男に飛びかかろうとするとナイフで腕を引き裂かれた。

 

 

ーー魔女の呪いは、この私が引き継いだのだ

 

 

そう言ってミシェルは男の顔を掴んだ。

 

男はナイフを落とし、大きくよろめいたかと思うと逃げ出してしまった。

 

ミシェルは大切な人を守るために初めて呪いが役に立ったと誇らしく思った。

 

しかし、この瞬間、蝋燭の炎が消えてなければ互いの顔が見えただろう。

 

ジゼルの顔に一滴の返り血が飛んでいたことも。

 

 

直接触れてないからか、触れてしまったのが「血」だったからなのか、娘の身体の衰えはゆるやかだった。

 

浮浪者のような急激な変化はなかったが、やつれ、命を削っていった。

 

2人が事実に気づいた時には手遅れだった。

 

ジゼルはもはやベッドからほとんど起きられない程に弱っていた。

 

 

ミシェルは自分の身体を恨んだ。

 

ジゼルは可能な限り最後まで傍にいてほしいと頼み、手を握って欲しいと言うとミシェルは断った。

 

ジゼルの残りの命を奪ってしまうかもしれないから。

 

 

ジゼルが倒れて数日後、手水から戻ろうとしたミシェルは不審な声を聞いた。

 

男たちのくぐもった声で、聞き耳を立てると「魔女を殺せ」という言葉が聞こえた。

 

あの時屋敷にやってきた浮浪者は村へ下って助けを求めていたことを知った。

 

この時ミシェルは浮浪者の死を確認しなかったことを悔いた。

 

 

ドアが破られそうになると、騒ぎを聞きつけたジゼルがやって来た。

 

ミシェルはジゼルに問う。

 

共に、死んでくれませんか……。

 

ジゼルは答えた。

 

最後まで、私の傍にいて……。

 

 

2人が最後に選んだのは物見の塔の最上階だった。

 

そこでジゼルはミシェルに抱きしめてと頼んだ。

 

ミシェルはすぐに後を追う約束をしてジゼルを抱き締めた。

 

 

ジゼルは動かなくなった。

 

美しい容姿のまま。

 

その姿を、景色を損なわせないと決意しミシェルは扉の外に出た。

 

彼女のいる空間を守るために。

 

そして物見の塔の階段を登ってきた男たちにミシェルは魔女は自分だと言った。

 

男たちに武器で身体を貫かれてもその場を動かなかった。

 

ミシェルは大量の血を流し、階段を伝っていった。

 

血は流れ落ちていき、館に押し寄せたすべての男たちの足を濡らした。

 

その様子を見てからミシェルは命を落とした。

 

 

すべてが終わった後、ジゼルは目を覚ました。

 

ジゼルはミシェルを探した。

 

扉を開けると、そこには最愛の人の無残な死体があった。

 

そして死体はひとつだけではなかった。

 

館を襲いに来た村の民たちも呪いの餌食となって朽ち果てていた。

 

 

女中は「あなた」に語りかけた。

 

何故ジゼルだけが生き残ったのか分からない。

 

ミシェルの呪いは愛した者には効かなかったのかもしれない、と。

 

 

ひとり残されたジゼルが不憫で女中ーー魔女モルガーナはジゼルに声をかけた。

 

 

ーー彼に、もう一度会いたい?

 

 

願いを叶える魔女。

 

その代わりに代償がある。

 

ジゼルは魔女に願いを乞うつもりはなかったが、今はミシェルに会いたいと願った。

 

魔女モルガーナはミシェルとジゼルの再生を約束してくれた。

 

決して他人にはならず、次の世でも必ずジゼルとなる。

 

それはミシェルも同様。

 

2人が本当に互いを必要とし、本当にもう一度巡り合いたいと願うなら、その時は訪れると言った。

 

魔女が約束できるのは永遠の再生。

 

しかし、そこで何を掴むのかはジゼル次第。

 

ジゼルはミシェルにもう一度会いたいと願い、魔女は望みを叶えると言った。

 

そして、その後間もなくしてジゼルは自ら命を絶った。

 

彼と再び会うために次の世に赴いたのだった。

 

 

 

記憶を見終えた。

 

気の遠くなるほどの年月が流れても2人は未だに巡り合えていない。

 

「あなた」はすべての時代に存在していた。

 

「あなた」には会わねばならない人がいたが、どの時代にもその人はいなかった。

 

「あなた」は記憶を失い、別の人と人生を歩んでしまった。

 

だから不幸が起きると女中は言った。

 

 

扉が閉じたが、「あなた」と女中は扉の内側にいたままだった。

 

この場にいるのは2人だけ。

 

女中は「あなた」に話しかけた。

 

信じていた人に裏切られ、待っていた人は現れず、「あなた」の心は疲弊し自分が何なのか分からなくなってしまった。

 

まだ理解できていない「あなた」に女中は言った。

 

わたくしこそが、この館に住み着く呪われた魔女、モルガーナ。

そしてあなたこそ、悲劇の運命に翻弄された白い髪の娘、ジゼル。

 

あなたこそが、この館に残るに相応しい。

わたくしの主人として相応しいのです。

 

モルガーナは娘をずっと待ち続けていた。

 

娘とずっと共に過ごしたいと願っていたが、別の人に奪われ続けた。

 

だから魔女は娘にすべてを思い出してもらいたかった。

 

これだけ辛い運命を繰り返したのなら、もう一度繰り返したいと思わないだろう。

 

この優しい暗闇に抱かれて……

わたくしと永遠の時を過ごしましょう……。

 

魔女は「あなた」に手を伸ばした。

 

 

しかし何かが引っかかった。

 

女中に。「あなた」自身に。

 

「あなた」は絵画に言われたことを思い出した。

 

美しい悲劇は嘘

 

 

「あなた」は何も解明していないことに気付いた。

 

絵画の正体、絵画の語った事件の話、本当の自分ーー。

 

 

このままでは終われない。

 

真実を取り戻してない。

 

誰かに会わねばならなかったが、それは物語の通りなのか?

 

 

「あなた」は本当の自分を取り戻すことを決意した。

 

 

そして「あなた」は思い出した。

 

館に白い髪の娘など存在しなかったことに。

 

 

語られていない物語がある。

 

4つ目に開かれた扉は偽り。

 

あんな美しい悲劇ではない。

 

「あなた」は自分自身を取り戻し始めた。

 

それに気付いた女中は、「あなた」は誰か聞いた。

 

女中が待っていたのは白い髪の娘ではなく、そしてあの場にいたのは白い髪の娘ではなくジゼル…女中だと「あなた」は言った。

 

女中は否定して自分を魔女だと言った。

 

「あなた」は魔女は別にいると言った。

 

何が彼女を変えてしまったのか「あなた」は思い出さなければならない。

 

向き合わなければならない、「あなた」自身の過去と彼女の心に。

 

 

女中は、館の女中のままでいたい、このまま傷付かずただの導き手でいたいと言う。

 

だが「あなた」は彼女が否定しても彼女に思い出させようとした。

 

彼女が「あなた」の名前を呼んでくれないから。

 

共に思い出そう。

 

本当の扉を開こう。

 

心の扉をーー。

 

 

闇に堕ちていく。

 

この闇の穴が彼女の扉、真実、心。

 

もう一度始める。

 

美しい物語ではない。

 

すべての答えを探す。

 

 

 

 

 

  感想

 

いやー、なかなか衝撃的な展開で扉が終わった後はひたすらビックリしながら進めてました!!

 

ここから本当の絶望が始まるらしいので、5つ目の扉を開けるのが今からビクビクしています_:(´ཀ`」 ∠):

 

それにしても結局「あなた」の正体はまだ分からないし、女中はジゼル?だったっぽいし、白い髪の娘はいなかったしで何が本当で何が嘘だったのかまったく分からなくなりました( ゚д゚)

 

ここから先はホラーっぽいビックリさせる描写はほとんどなく、絶望するだけだと教えてもらったので少し進めるペースを早めようかなと考えてます!

 

そして、今回みたいな感じで記事をまとめると結構時間を取られてゲームを全然進められないので、次からは内容をまとめないでネタバレありの感想だけにしようかなと思います。

 

自分の意志が弱いのが問題なんですが、積みゲーが60本越えそうな勢いなのでちょっと積みゲー消化に力を入れていきます!!

 

 

それと、4つ目の扉を開け終わった後から選択肢によってバッドエンドを迎えたりと分岐が入るので、ここまでの記事を読んでファタモルを気になってくださった方がいたら是非購入して全部のエンドを見てみて欲しいです!!

(そこまでまとめる元気がありませんでしたorz)

 

 

それから、4つ目の扉はこまめにバックログを確認するといいよと言われていたので確認していたら色々とびっくりする要素が多かったです!!

 

こちらも是非確かめてみてほしいです!!

 

ちなみに、物見の塔に行った時はちょこちょこバックログ開くのをオススメします!

 

 

5つ目の扉、というか本当の4つ目の扉を開いたところで終わらせたので心が元気な時にまた一気に進めようと思います!!

 

更新するのにまた日が空くと思いますが、無理に進めると気持ちが落ち込んでしまいそうなのでファタモルに関してはゆっくり進めていきます。

 

 

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございますm(_ _)m

 

 

 

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