キャンベラでのmust visitを聞くと皆さん口を揃えてAustralian War Memorial(オーストラリア戦争記念館)と言います。(と、あと国会議事堂…これはまた明日)どのレビューを見ても高評価だし、兎に角展示物が多くて時間が足りない!という声も多数。ちなみに事前予約をした方がベターですが、必須ではありません。入館、追悼セレモニー参加は全て無料です。
ちなみに職員に確認したところ館内で写真は好きなだけ撮影してオッケー、SNS等への掲載も問題なしとのことだったので、もしかしたら不謹慎かもしれませんが、日本人の皆さんの心に留めていてほしいという想いを込めて強く印象に残った(強い衝撃を受けたという意味で)展示を載せたいと思います。
私が一番心を締め付けられたのはこれ、第二次世界大戦中の日本軍の攻撃を描いたアボリジナル、トレス諸島の方々のアートです。
第二次世界大戦はほぼ全て対日本戦の内容で(当たり前なんですが…)、これまで日本側の視点でしか第二次世界大戦を知らなかったのだなぁと改めて思い知りました。日本人がオーストラリア人を捕虜にした際のnarrative なども聞き、心が痛みました。これは展示のほんの一部。
記念館では閉館後にオーストラリア軍の戦死者を追悼するセレモニーを行います。こちらも写真を撮って#つけて拡散してくれ!といった趣旨のアナウンスがあったので(しかもセレモニーは毎日記念館の公式youtubeチャンネルで生配信されているらしい)、少しだけ写真を取らせてもらいました。ちなみに向かって左側奥がNSWに配備されている空軍、右側はアデレードからの訓練生だそうです。
今日は第二次世界大戦中にシンガポールで日本軍の捕虜になり、過酷な環境や非人道的な扱いにより亡くなったエンジニアの若い男性の追悼でした。ご家族も参列しており、もう何と形容すれば良いのか…言葉に詰まりました。本当に知っておかなければいけない知らないこと、まだまだ沢山あります。いつか東南アジアの国々や中国の戦争記念館も訪れたいです。
この投稿見て何かを感じたり『キャンベラ訪問の際は記念館に行こう』と思ってくださる方がいたら幸いです。
いよいよ、明日の夜パースに戻ります。明日また国会議事堂含め、色々と巡りたいと思います!