※下記のブログはあくまで私の経験談を綴ったもので、私は会計士でもなんでもありませんので、詳しくは会計士、あるいはご自身で信頼できるソース(主にATOのウェブサイト等)でご確認ください!
皆さんご存知の通り?私の今年のタックスリターンは監査が入りまして、ATOから電話がかかってきて説明したり、追加資料を提出したりと結構大変でした。何よりタックスリターンのお金を今後のビザ申請費用に使おうと思っていたので返ってこなかったらどうしようかと、やきもきした気持ちで過ごしていました…結果12月中頃にようやっと帰って来て、(lodgeしたの確か8月…長かった。)ほっとしたのでした。ちなみに私は会計士を使わずにやっていたので、全部自力で何とかしました。冷静に考えて、私、すごくない~?!(ただの自画自賛です、スミマセン)
今回の監査、何が引っかかったかと言うと留学費用の控除申請でした。私は2021年5月から2022年8月までサポートワーカーとして働いていて、前会計年度の所得税の大部分がこの仕事から持っていかれてました。留学費用控除のため「サポートワーカーの仕事でスキルアップする、あるいは昇級するため等にソーシャルワークの勉強をしている」という関連性を証明すべく、サポートワーカーのjob descriptionや雇用契約、大学院のCoE、学費支払いのレシート、unit description等々を提出しました。こういうのをちゃんと取っておくの、大事ですよ~!あとは文章でも「サポートワーカーの仕事中にクライアントが~な状況になった際に、ソーシャルワークのコースで勉強した~という内容が役立ちました」という例をいくつか提示しました。そのお陰で無事仕事と学習内容の関連性は認められたのでした。
一点微調整が入ったのが、留学費用約$28,000分控除申請したのですが認められたのは$16,000分でした。なぜなら留学費用の一部はサポートワーカーの仕事を開始する前に支払ったからです。サポートワーカーを開始する前に支払った留学費用はpoint too soonという考え方により該当しないという結果になりました。いずれにせよ返ってくる額は$16,000以下なのでこの微調整はリターンの金額になんの影響もないんですがね。
あと虚偽の申告をすると通常は約$700の罰金らしいのですが、今回は「まぁ知らなかったならしょうがない、次回気を付けてね!」ということで見逃してくれました。罰金大好きなオーストラリアにしては珍しい!ATOさん優しいやん~!
しかし返ってきた最終的なタックスリターンの計算式をよくよく見てみるとMedicare Levyというものが何百ドルか差し引かれている…調べてみたところ、これは留学生などMedicareの対象外の人は支払わなくても良いものらしいです。という訳でいまCentrelinkから「この人はMedicare Levyの支払いをしなくて良いんだよ証明」を取り寄せています。これが来たらATOにAppealする手続きを取る予定。正直超面倒くさいけど数百ドルはデカいので根気強く続けていきます!ということで戦いは続く…
そういえばAppealといえば私、大学の成績についてもいまAppeal…の一歩手前のReview processを取っています。(1科目につきReview2回;stage1&2とAppeal1回できる)日本の大学にもこういうのあるんですかね?UWAの場合は、詳細はこちらを参照ください https://www.governance.uwa.edu.au/committees/appeals-committee/review-and-appeal-of-academic-decisions-relating-to-students
どういうことかと言うと、2科目分のクラス内テストの結果に不満があったのでもう一度採点してほしいという申請をしています。特に1科目についてはびっくりするくらい低い点数だったので(クラスメイト数名にそれとなく話を聞いてみると、どうやら物凄く良い点数を取った人たちと物凄く低い点を取った人たちの点差が激しすぎる…恐らく採点者の匙加減?の問題かなと想像しているのですが…3人採点者がいたようなので甘くつけた人と厳しくつけた人の差が激しすぎる?)これをするにあたりStatement letterを書く必要があります。こちらのレター、書き方を間違えるとそもそも再採点してもらえないので(例えば他の科目はHDなのにこの科目だけCRというのはありえん!とか書いても取り合ってもらえない)、ちゃんと説得力のある内容で書く必要があります。また成績を貰ってから10営業日以内に申請しなければ無効になってしまうので、この点も注意です。
で、Statement letter作成で是非有効活用したいのがUWA Student Guildにいるソーシャルワーカーさん!GuildのContactを通じてリクエストしましたが、このソーシャルワーカーさんが物凄く良いアドバイスをたくさんくれました。https://www.uwastudentguild.com/support/topic/reviews-and-appeals もしUWAの学生でReview/Appealを検討している方がいらっしゃれば、是非活用していただきたいです。(特に留学生は高い学費払ってるしね!学校のサポートはガンガン活用しましょう!)色々とコツを教えてくれます。
時間をかけてStatement letterを書いた結果、無事に2科目分どちらとも再採点してもらえました。残念ながらStage1 Reviewについてはどちらも点数変わらず、でしたが…どちらについても採点者からfeedback sheetを貰えたので一先ず満足です。うち1科目については相変わらず納得がいかないので、Stage2のreviewをリクエストしようと思っています。
こういったことをしてると疲れるなぁ…と思うこともあるのですが、やはり自分の持つ権利を行使するのって大事だと思うんです。Anti-oppressiveはSocial Workでも大切な考え方ですしね。ということで仕事外でも戦うソーシャルワーカーな私なのでした…