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石段に般若心経の1文字が…

昨日の写真です         別格15番 箸蔵寺

仁王門

参道の鳥居

鞘橋

参道の石段

さらに続く医師団

まだ、まだ続く石段

 

納経所と本坊

境内
 

護摩殿

ここからも石段

鐘楼堂

また石段

般若心経の石段

そしてやっと御本堂へ

山上の大境内

五大力尊

大師堂

木漏れ陽

こんな急坂を下っていきます

護摩殿から見る境内

さらに下ります

箸蔵山ロープウェー

時間が停まったような空間

3D切り絵ご朱印
 

 
昨日早朝に参拝した四国別格二十霊場第15番箸蔵寺です。納経所の受付時間は、午前7時から午後5時までですが、ロープウェーは午前8時からしか運行していないため、歩き遍路か車で仁王門まで登っていきます。
 
誰も居ない静寂な参道を登っても上がっても石段が続き、さすがに「こんぴら奥之院」と言われるだけあって、ここに登れれば金比羅宮も簡単に参拝できると思われます。
 
箸蔵寺は天長五年(828)に弘法大師が開創されたと伝えられる、徳島県三好市にある真言宗御室派の古刹です。
 
箸蔵寺の由来
この地を訪ねられたお大師様は箸蔵の山頂に漂う不思議な瑞気(=めでたい兆し、瑞祥の気→現在で言うところのパワースポットのようなものなのでしょうか?)に導かれ、ここに登られたということです。

お大師様はここで金毘羅大権現にめぐり合われ、「済世利民」のご神託(おつげ)を授けられたと伝えられています。このご神託は、「箸を挙(あ)ぐる者、我誓ってこれを救はん」という言葉で表されています。箸を挙ぐる者、というのは国民の全てということです。つまり、全ての人々を救済するという誓いが、当時、全ての人々が使っていた箸というものにたとえてたてられたのです。これが箸蔵寺の名前の由来です。

金毘羅大権現のご神託を得て、お大師様は自ら御神像を刻まれてご本尊(秘仏)とされ、さらに、七堂伽藍をこの地に建立して、当山を開創されたのです。

 
今から15年ほど前の話となりますが、国立病院の医師から子供が産めない身体と宣告され、子宮摘出手術を勧められた私の娘に、「お父さんが四国でお願いしてくるから」と願をかけて巡拝した時に箸蔵寺で不思議な体験をし、その後に娘は妊娠し孫が産まれてきました。
 
そんなご縁から、孫が保育園の時に現在のご住職に推薦され、別格二十霊場の子供先達になったご縁のあるお寺でもあります。そんな訳で、来年高校受験を控えている孫のために、貼付した3D切り絵ご朱印を賜ってきました。