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大福田寺 桑名市東方町1426

本堂山門

納経所前

鐘楼堂

本堂境内

本堂天井

本堂から見る境内

聖天堂山門

聖天堂参道

聖天堂天井

福袋

今月の福袋

大福田寺のホームページ
大福田寺の Facebook
 
山号は神宝山。院号は法皇院。本尊は阿弥陀如来。ほかに歓喜天(聖天)を祀り、日本三歓喜天(日本三大聖天)の一つに数えられている。毎年2月3日に節分祭が行われ、4月1日、2日に桑名聖天大祭が行われる。
 
聖天(歓喜天)は、観自在菩薩(観世音菩薩)または大日如来の権化身(本来は仏なのですが、仮に神様となって降臨)。
逆にいえば聖天(歓喜天)の本地仏は、観自在菩薩(観世音菩薩)または大日如来ということになります。
 
一般的に三大聖天には埼玉県熊谷市の妻沼聖天(歓喜院)、東京・浅草寺の子院である待乳山聖天(本龍院)、そして奈良県生駒市の生駒聖天(宝山寺)を数えますが、三重県桑名市の桑名聖天(大福田寺)を加える場合もあり、定かではありません。
静岡県小山町の足柄聖天(足柄山聖天堂)、兵庫県豊岡市の豊岡聖天(東楽寺)という人もいます。
 

稚児行列の案内

火渡り祭りのポスター

 
私の毎月のスタートは、1日に桑名市で開催される聖天尊へ参拝することから始まり、中旬の21日に地元のお寺で開催される阿息観に参加する合い間に四国遍路を巡拝することで、4月から11月は週末の上高地へ訪れる日程で時間が経過していきます。
 
さて、昨年から毎月四国遍路を目標にしてお遍路を続けていますが、今年の四月から納経所の朱印が300円から500円に改定されるだけでなく、納経所の対応する時間も朝7時から8時と遅くなります。
 
個人的には重ね印のため300円のままですが、お寺の中には駐車料金や拝観料も請求される時代になっており、お寺の関係者から「人が来ないからやっていけない」とか、「値上げしないと生活できない」という声が聞こえてくると寂しさと言うよりも虚しさを覚えます。
 
こんな時に、拝観料も駐車料金もとらず、参拝する参拝客の賽銭と志だけでも立派に寺を護り、参拝客や信者のために各種の催しや、ご接待を実践されている僧侶が存在しており、これからはお寺を参拝しても信者を大切にして、清々しい参拝環境が整備されているお寺しか朱印を授からない人も出てくると思います。
 
そんな私でもお供えを持参するお寺が複数存在し、大福田寺のように毎月訪れる魅力あるお寺も存在することに、真言密教や弘法大師の遺徳を感じずにはおれません。