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22年8月14日の画伯
今から十数年前の話となりますが、上高地の河童橋の横にキャンパスを立て、小梨平のキャンプ場にテントを張って油絵を描き続ける渡辺さんを、勝手にホームレス画伯と命名して私のYahooブログ「本日の一言」で紹介しました。
こんなささやかな一言が海外まで発信され、上高地の画伯を訪ねて来る外国人も存在するようになり、テレビや新聞でも紹介されるような上高地の人気者になりました。そして日本国内だけでなく海外からも上高地の画伯宛に手紙が届くようになりました。
ホームレス画伯、我ながら見事なネーミングと思っていましたが、2年前の熊騒動によってキャンプ場のケビンが渡辺さんの居場所となり、ホームレスとは言い難い優雅な環境になりました。
ここからは21年10月9日の写真です。
21年10月9日 上高地の人気者・名物画伯です
2014年 4 月23日
大鹿一八「本日の一言」 : 上高地の名物画伯から連絡が入り… (livedoor.blog)
始めて出会った当時の渡辺画伯は、私より身長も高くスタイルも良いまるで兄気分のような存在でした。
かっこ良いでしょう!!
そんな画伯も80歳をゆうに超え、私よりも小さくなってしまいましたが、小梨平のテントの中で半年間生活して描き続けてきた我箔には驚きしかなく、こんな環境が一年でも長く続くことを願うばかりです。
20年8月22日 8月10日から小梨平ケビンへ
21年 10月 9日の映像です
こんなこともありました。
2013年 4月27日
開山式の日にテントは雪に埋もれました
上高地の素晴らしい環境の反面で自然環境の厳しさは、大きな自然災害をもたらし、画伯のテント生活は厳しい環境下にもありました。
そんな環境下で60年以上に渡り油絵を描き続けてきたのは、画伯にとって上高地が生きがいであり大好きであることでしかありません。
最後のテント生活の日 20年8月9日
2年前に起こった上高地で熊が人を傷つけた事件は、マスコミにより大きく報道されるばかりではなく、ホームレス画伯をテントからケビンに住む優雅な生活に変化させました。
20年9月26日
画伯と私
今月13日
塚原さんと画伯
塚原さんはプロの撮影家で、上高地や北アルプスの見事な映像を撮影し続けておられます。
それぞれ上高地を愛する人たちが声を掛け合い集まる拠点が、世界の交差点ホームレス画伯のテントでもありました。
知人から今はホームレスではないんじゃないの一言がありここに書き記しました。