8月13日 https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0813/mai_200813_0881908477.html
本日の報道では、秋田県の大仙市で福祉有償運送の登録更新を忘れたまま、白タク状態で市民バスを1ヵ月以上も運行させていた事件が発信されています。
白タク行為をおこなったため、その後タクシーの認可が下りなくなった事例を知っていますが、民間のバス事業者やタクシー会社なら大変な事件となり、公共交通の空白を埋める地方の足を確保するために特別の登録証再発行となったようですね。
ボランティア活動の延長のため、認可が無くても許されるとの甘い考えも多く、津島市内でもボランティアで福祉有償運送を始めようとした事例がありましたが、タクシーを運転できる2種免許と介護福祉の資格か、国土交通省の認めた認定講習が必要となり、ボランティアを始める前に高額な費用がかかるため立ち消えになりました。
ボランティアとは言え、人を乗せて運転する運転手の資格については厳しいものがあり、2年以内に免許停止処分がないことと、バスやタクシーを運転する2種免許を持っていても介護の資格がないと自家用車での有償運転はできません。
登録証の更新については、運転車の資格要件だけでなく、損害賠償の金額や運行管理体制など80枚以上となる書類を添付し、申請されてから運営協議会を開催する必要があり、秋田県大仙市の白タク発覚後に一週間で登録証が発行されたことは行政への忖度としか思えません。
3年先には私も69歳になり、その時の健康状態まで予測はできませんが、個人の裁量で展開できる福祉タクシーはさておき、津島市と愛西市、あま市も対象とするボランティアを組織的に展開していくことには限界もあり、これからの3年間は真剣な打開策を見出さないと次はありません。
8月13日の一言