贅肉ばかりになっていないか。骨を鍛えているか。

今日は世代格差について思うところを。

今の若い世代はどんどん賢くなっています。
世の中の情報網もたくさん増えたので、
知識はいくらでも入ってきますし、
現代の環境がそうさせているのも事実でしょう。

まぁそんな事もあり、Twitterとかでも
中学生が識者のようなつぶやきをしていたり、
高校生がビジネスについて語るなんて
当たり前の時代になっているのかもしれません。

この傾向は一層進むことでしょう。

きっと今後もどんどん情報を頭にインストールして、
知的な会話が出来る若い人が増えるはずです。

この環境は今までなかなか日の目を浴びなかった
天才が早くから開花出来る事でもあるのかもしれません。


ただ大半がある種のセカンドライフ化してはいないでしょうか。
リアルに使えもしない、机上の空論だけの
バーチャル人間が増えるのでは無いかという懸念です。


情報を頭に入れて我が物のようにコメントする事が
一概に悪いとは言いませんが、やはり知識は経験に敵わずです。

このままでは勘違いした若者が
大量発生する恐れはあります。

ある種、井戸端会議が高度になっただけなんです。
重要な事は、「そこに生産性は無い」、という事なんです。


だから実際に行動しなければならない局面になると、
そういった若者は逃げてしまったり、うつ病になったりします。

そりゃそうなんですよ。
体がついていかないのも当然ですよね。


知識を積むのは良いんですけど、
それに慣れすぎてしまって経験する事を
効率が悪い事と勘違いし、
ショートカットしてしまったら本末転倒です。

こんな事言うとバッシングかもしれないけど、
若者はインターネットに依存しない方が良いんじゃない？
たまに使うくらいで良いんじゃないのかな。

使えもしない下手な知識が邪魔して
若いのに行動出来ない人間になっちゃうくらいなら
最初から遮断してピュアにスポンジのような
人間になった方がいいんじゃないのかな。

そこまで思っちゃうほど。


むしろ今の時代に大切なことは、
知識よりブレない一本筋が通っていて
やり切る行動力かと思います。

知識はあくまで肉付けであって、骨じゃない。
骨は行動であるべきだと思っています。

ですから本質的には
行動（骨）を強くしないと、
知識（肉）はうまく活かせない。
知識（肉）だけで太りすぎると
行動（骨）は出来ないはずなんです。


今一度自分の行動と知識のバランスを
見直してみると良いと思います。

別に知識が要らないって言ってるんじゃないです。
行動とセットに考えるべきと言う事です。


これはもちろん自分への備忘録も含めて。