妊娠拒食症 | 強く・優しく・美しく

強く・優しく・美しく

アレルギー息子と芋っ子母の成長記

先日、とあるテレビ番組で特集していました。



『妊娠拒食症』



妊娠中の体重増加は当たり前のことなのに、その体重増加に恐怖や嫌悪感を抱いてしまい、食事を受け付けられない、あるいは食べては嘔吐の繰り返しといった症状があるそうです。



摂食障害に陥る時は、人それぞれ様々な要因があると思います。



私も過去に陥った経験を持っています。

私の場合は、部活動での体重管理がその始まりでした。


合宿や遠征などで出された食事は残せない、が暗黙のルールです。それは身体の大きい小さいに関わらず、みな同じ。そんな環境で、きっかけとなった出来事が、管理側の判断で体重の重い選手には差し入れを分け与えなかったこと。みなが目の前で食べている中、自分が食べられなかったこと=体重の重い選手 に入っていたことが、ものすごくショックでした。それ以来、私の食事に対する障害はスタートしました。



ちょっと脱線したので、話を元に戻して・・・


妊娠中の拒食は、女性の美に対する思いから来ることが多いのですが、インストラクターである以上その気持ちはよくわかります。


女性である以上、美は一日にして成らず。

そうあることで、女性としての生涯を存分に楽しめるものだと思います。


ただ、個々によってのその思いが違ってくるのも事実です。


私が思う美しく魅力的な女性とは、内面からあふれ出ているもの。そう考えます。

そして、自分自身を良く知っていてオリジナリティに富んでいる、そんな『美』をもつ女性は無敵ではなかろうかと思います。




そもそも妊娠とはなんなのか、妊娠中身体の中では何が起こっているのか。

情報の時代だからこそ起こってしまった氾濫の世界で、何が正しくて何が間違っているのか、私たちは迷える子羊のようです。


時代に振り回されて、本当に大事なものを見失ってはいないか・・・


女性としてインストラクターとして、何より尊い命を授けてもらった者として

何が一番大切なのか、そして何が必要なのかを、自分自身ともっと真剣に向き合うべきときが来たのだと、そう感じている私です。