但し今回、北方領土の返還交渉の進展に期待しても、米ロの関係が極端に冷え込んでしまった今は、全く無理です。


プーチンさんと言えどもクリミア問題に加えて、ここでロシアの国民の意思をさておいてまで、四島返還交渉を前進させる力を持ち合わせておりません。


日本としてもロシアから何らかの支援を要請されても、人道上の危険等の重大かつ正当な理由でない限り、米国が睨んでいて援助は難しいでしょう。


中国には、日米に対してロシアとの友好を宣伝し利用したい考えがあり、地理的に隣接する日本としては、ロシアと冷えた関係になれば非常に拙いことで、外交上の失策です。


そこで、お互いの条件が合わない時には論点を避けて、こちらから、新たな提案を持ち出した方が良策です。


領土返還交渉をどこまで続けてもラチが開かないなら、米ロのせめぎ合いがある今こそ、交渉内容と手段を変えるべきです。


現在、多くの諸外国で、日本人がビザ無しで滞在できる期間は、おおむね三ヶ月です。


が、北方領土四島に限り、日本人のビザ無しでの北方四島内に限る滞在期間を、三年程度に設定する条件で、来日するプーチンさんに持ちかけてみるべきです。


おまけに、その間の就労の自由を認めてもらえれば夢のような大成功です。


この二つの条件が満たされて何十年か後で、加えて日本人の不動産所有権の無期限保証を交渉しましょう。


最後には、日本人の無期限永住権を認めてもらいましょう。


これまでの経緯から、多くの日本人も返還交渉一本やりだけでは現実的な交渉ではないことを理解できている筈です。 本日は以上です。