『三昧』は大袈裟なタイトルかもしれませんが…今週は「まいまい京都」のツアーで、ミシュランの三つ星☆☆☆料亭

『菊乃井 本店』さんに行ってまいりました。
名前は存じておりましたが、勿論中に入るのは初めて。大人数のツアーでしたので、テーブルではなく、広間で椅子に座って御膳で食べるスタイルでした。そんなわけで、まずはお通し?から。
お抹茶と、何の羊羹やったかな?(^_^;)忘れた…
続きましては八寸。「春光招福」の文字は大将の直筆と言われてました。
お多福さんの入れ物を開けると
緑鮮やかな葉山葵。この、ちょこっとずつ色んな味が楽しめるのが京料理の醍醐味☺
続きましては猪口。
帆立このわた蒸し あられこのこ。何か、名前だけ聞いても???って感じですが、普段滅多に口に入らないものであることはわかります(^_^;)続きましては向付。
明石鯛、金目鯛、あしらい一式。海辺じゃないのに、海辺のお店で食べてるような食感のお刺身でした。
続きまして蓋物。
器が山茶花、かな?常緑樹の葉に赤い花は、色味のない冬の景色に、文字通り色を添えます。
中は海老真丈、唐墨餅、梅大根、人参、芹、金柑。普通は、柚子を使われるところが多いと言われてましたが、趣向をかえて金柑で、と言われてました。
続きましては焼物。
鰈南部焼き。
鰈と言えば薄っぺらい干物のイメージがあったんですが、ものすごく肉厚で身もほろほろ取れて…干物にする鰈とまた種類が違うんでしょうか?すごく美味しかった。
続きましては強肴。
鰆香炉蒸し、聖護院蕪、金時人参、海老芋、九条葱、胡麻豆腐、柚子。京野菜をふんだんに!ってことでしょうか。胡麻豆腐が汁物の中に入っているのは初めての食べ方だったかも。
そして、
御飯、止椀、香物。御飯は蒸し寿司で、止椀は、金時人参のすり流し。何か、不思議な感じの汁物。香物の大根は、中堂寺大根という、京都でたった9軒の農家さんが栽培されている、ほぼ絶滅危惧種の大根のお漬物。くき大根という種類だそうです。300年ほど前は京都で広く栽培されてたそうですが、こういう、レアな食材を使ったお料理に出会えるのも、高級料亭ならではですよね☺そして、最後は水物で、
八朔杏仁豆腐 八朔ソース。見た目、ゼリーのようですが、ソースの下は杏仁豆腐です。さっぱりして美味しかった☺
結構品数多かったし、最後の蒸し寿司も結構ボリュームあったけど、お残しすることなく、完食いたしました。どこ行っても思うけど、京料理って、ほんと計算されてるなあと思う。飽きることなく少なすぎることもなく、ちょうどお腹にいい感じ。特に、今回のお料理には、天ぷらとか茶碗蒸しといった物がなかったから、胃もたれすることなく食べれたのかな、と思った。ブランドガニとか天然鮎とか、ランクが上の国産黒毛和牛とか、いい素材を使って美味しいのは当たり前だけど、京都のお料理は、目で見て楽しんで、味わって、口福(幸福)を感じる。美味しい物をいただいたので、また次のそういう機会まで、日々の食事はカップラーメンでもいいかなあと思ってます(笑←食費節約)。後は…スタッフの方々の所作がきれいでしたね。無駄のない動き、かつ、動いても乱れない髪型…そう考えたら、看護師って何か雑いわ┐(´д`)┌ヤレヤレまあ、日々相手にしてる層も違うけど。

そして、今週はもう一箇所、別の日に、友達と以前より行ってみたかった場所に行ってきました。
所変わって舞鶴にある五老スカイタワー…の横にある
こちらのcafeに行ってきました。

続きます。