第6回富士五湖フォトロゲイニング | 多趣味な釣り人

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釣り、スキー、ランニング、山登り、キャンプ、写真、キャンピングカーなどの日頃の行いについて載せてます。

 


第6回目富士五湖フォトロゲイニングに参加してきました。

3月時点で足に不安があったためエントリーを躊躇していましたが、石ちゃんからの参加希望があり即決。

DNFした軽井沢トレイルの一週間後でしたが、早々にリタイアしたためダメージは少なく済んだのが幸い、4人でスタート地点に立てました。


今後のレースのために、

スカルパのトレイルシューズを購入。

ゴールデンゲート2



履いた瞬間にアキレス腱にかけての安定感&フィット感があり、今までのトレイルシューズのなかで一番合ってるかも?!と思うほど。

踵を優しく包む!

スカルパは登山靴では有名ですが、トレイルシューズは未知でした。まさかこんなに自分に合っているとは!!

とりあえず試し履きして良かった~。

ホカとアルトラは右薬指と小指が当たるし、ノースのsummit vectivは歩いた途端に股関節に痛みが。自分には合わないようです。。


このゴールデンゲート2で参加!

 

さて本題。

  今回のポイントは

主催者が

・天を見上げるような足が進まない急な上りがたくさんあること

・「このルートはやめればよかった…」と思っても間違いではなく、どこを通っても大変

と事前にアナウンス有り。

◯急登が多い。

◯細かい街中ポイントは外し、山々の中層ポイントで総得点が高くなるように組み、最後の1時間は戻るためだけにルートを考えるということ。今までと同じならばゴールまでのロードが一番大変になると想像できるため。笑(あくまで自分達の走力の問題)

◯街中の地図がごちゃごちゃして分かりにくい。

◯帰りのロードはずっと上りの坂、最低4キロ。

◯1分遅刻につき、50点減点。絶対に遅刻厳禁。

(10分遅刻したら-500点!!)

◯急登を登っても後悔しない!腐らない!

 

実際に地図を配られて一番最初に思ったことは、

今回のロゲは「高度計は必要ない」ということ。

そのため高度計は用意せず、腕時計は時刻表示のみ。

また、今回はロゲ初参加の石ちゃんもいるので順位にこだわらず、教えながら迷走しようと考えていました。

 

 

  地図読み

(写真にある地図上のピンク蛍光ラインは想定ルート。無視してください。)

街中を挟み、両側の山々にポイントが在り。


右側の山ポイントは地図上で一番標高が高い割に総得点が高くない。ので、捨て。

しかし、

その山々の下の方の得点は比較的高いので是非拾いたい。

34-58-50-19-22

主催者が「登山道の記載はあるものの、かなり不明瞭」と言っていたので全くあてにせず進むことにする。

確かにその通りだった!笑


34のあと、鉄塔をあてに尾根を降りる。

58までの急坂は土と落ち葉のスキー状態!ボーゲンで滑りながら降りていく~!

このあたりになると自分の冒険心に火が付き、野生に帰化…足が軽い。ここだ!と思った場所にちょうど獣道があるのでお借りしながら50まで進む。

私の場合は楽しくてワクワクだが、お初の石ちゃんは大変そう…笑い泣きごめんよー!


その後、いくつかポイントを取り、70へ。

やってしまったのが70。

ポイント真正面に到着。

ここは川は浅いが護岸が深く、柵がある。予想外。

背の高い男性ならいけると思うが、私は厳しい。

さて、どうやって行くべきか…。

手前まで戻り、川を道で渡りトラバースするルートを選択。

5分ロス。

トラバース時、腐葉土が多かったため比較的力を使わず助かった。(皆同じ意見とは限らない、あくまで個人的感想)

70-54-37

最初は一度道に降りて54まで行こうとしたが、ここまで標高を上げたのにまた登り返すのは大変だと判断。


そのまま尾根を伝い、直接ポイント狙い。

とにかくよじ登る。


そのまま37を通り、

44のセキまで転がる。

だがしかし、44-40のルートでミスる。

道に出た場所がずれていた。

上の黄色◯を下の黄色◯と間違えた!

まったく予想していなかったセキに出てしまう。大きなセキだったため地図に載らないはずはない。自分達の居場所を再検討。ようやく把握し、リカバリー。20分ロス。


40-48-29は楽勝。

この時点での残り時間は1時間、無駄を省く時間になった。



32と43を取るかの選択が出てきた。

32は道沿いで簡単だが、80m登らなくてはいけない。

43も帰り道で突っ切れるのだが80m登らなくてはいけない。

うちらの走力だと10~15分はかかるだろう。

32は往復で15~20分と考えパス、

43はあちらに下りた時に舗道に直接戻れるかが微妙だったので(はっきりした川が舗道の下を通っているため陸橋?のような作りになっているかもと予想)やはりパスすべきと考えた。

これが命取りになるのは分かっていて、時間に間に合わせるための策。無難にそのままロードで帰る方向に。


更に帰り道沿いのポイントを追加し、

みんなで死にそうになりながらのゴールとなった。

絶対的に考えられた時間ギリギリの永遠登りロード…

主催者の力量発揮といったところ笑い泣き

 

なんちゅうギリギリゴール…。

終了1分前チーン

 

今までは痛まなかったのに、

ゴール後は前向きに歩けなくなり、後ろ向きにすすむ…。

 

 

  結果

なんちゅう事でしょう。

ミスったり、地図読みを教えるために立ち止まったりしていたのに予想以上に良い結果。混合チーム5本に入りました。

え?!コレでいいの?!滝汗

段々とチームの中で自分のやるべきことが皆分かってきていて、フォローし合えるようになった結果。

とりあえずは徐々に順位を上げてこれた。

ただ、地図読みの自分の未熟な部分は沢山あって、毎回レースに出ては反省する事ばかり…今回も痛い思いをしました。30分近くロスしてたら未熟過ぎチーン

まぁあとは走力問題…ゲッソリ

 

  ​まとめ

6時間22.5キロ累積1000。とは言え、道の無いフカフカの場所を歩くので負荷はトレランの1.5倍以上。

曇り、気温18度、風5m。給水無しで必要と思われる水2.5㍑を背負って出走。朝は肌寒く、日も出なかったため結果的に飲用は1㍑。摂取カロリーは400。


70のポイントではきちんと展望を用意してくれたり、

わざと帰りのロードをきつめにして間に合わないようにしてくれたり、

主催者の罠にまんまと引っかかってしまうチャレンジャー達…ゲッソリ 


主催者のSっぷりに今回もやられてしまいましたが、本当に楽しかった!ウインク

ロゲは本当に楽しい。

〆はほうとう!



最後に、

今回のレースで何チームかはに出会したそうです。

私も動物には気をつけながら彷徨っていました。

(熊の寝床や糞、足跡、匂いは常に注意)

あとは虫。

 エースはマダニ2匹が付いていた!

 マダニに好かれる男。

いつも付いているニヒヒ




さて!

もうそろそろ登山に行こう!




おしまい