登山型トレラン レース
上州武尊山スカイビュートレイル。
走るタイプのレースより登るタイプが大好きな私です。笑
いやーそれにしてもキツかった。
2年前よりもキツかった。
ここ3年間は晴れ予報無しのスカイビュー。
この日も雲や霧のかかった景色。
完走はしたけれども、
自分でもびっくりするほどダメージ大。
理由はわかっちょる!
仕事を休んで前日から群馬入り。
レースの前日、小心者の私はいつもドキドキ。
なのに今回は楽しみでしょうがない!
受付を済ませて宿に戻り、
準備を完了したところで…
腰痛い…![]()
薬を飲んでも効かず、
スタート地点に立てるかどうかも微妙な程![]()
できることはやっておこうと、
お風呂に一時間程浸かり温める作戦。
その後はさっさと睡眠剤を飲んで就寝。
スタート当日~エイド1(15km)
翌朝…
腰、痛くない!![]()
緊張しないようにいつも通りの朝食事。
クロワッサンにコーヒー。
そしてお茶漬けも+。
果物と牛乳も。
現地に着くと2年前に見た景色…
どんよりとした曇り、そして霧雨。
腰の安定のため、今回はタイツを使用。
これも𠮷と出るか否か。
スタートは後方に整列。
スロースターターの私は10㌔までは心肺が上がりっぱなし。
とにかく抑えて後半につなげようと。
自分なりのペースを維持し、
14㌔地点のエイド1まで向かう。
遅かろうが何も気にしない。
霧雨、小雨の森の中を進む。
無風。
これが𠮷と出るかどうか。
エイド1ではトマト、おむすび、バナナなど有り。
お腹はあまり空いていないのでポッケにおむすびを入れ、早めに武尊に向かった。
この後が問題だった。
エイド1~エイド2(25km)
小雨、霧雨、霧の中ひたすら急登を進む。
無風。
体感、涼しくない。
タイツを履いているせいで余計に暑いのかも?
慣れていないせいか足を上げにくい。
圧迫のせいで逆に大殿筋が疲れてきた。
そして喉の異様な渇き。
飲んでも飲んでも喉が渇いたまま。
第一関門の剣が峰が近づく。
時間的には余裕。
とにかくタイツが良くない。
そして水の心配も出てきた。
関門を過ぎた後、暴挙に。
皆様の前で
タイツを脱ぐ!
命の危機勃発。
水切れ、熱中症、脱水問題に対応するしかない。
簡単に言うと、
パンツ1枚になってタイツを脱ぎ、短パンだけにする行為である。
公然わいせつに近いかもしれないが命の方が大切である。
皆さま、意図的に見ないフリをしてくれる。
優しい人達だぁ~![]()
そして何より…
通報されなかったみたいだ。笑
良い人達だぁ~![]()
![]()
タイツを脱いだ後も喉の渇きはおさまらず、
ひたすら暑さを覚える。
珍しく無風、且つ気温も高い。
過去の剣ヶ峰の記憶と言えば低体温である。
暑くはないだろうと踏んで1000mlしか持参していなかった。
周りの方々も同じようであった。
剣が峰ですでに500mlを切った。
補食をしていないためジェルを取りたいところだが、水が無いとなかなか厳しい。
頼みは頂上の湧き水。
最近はずっと雨だったので渇水はしていないだろうと予想。
10分ほど、
霧が消えた時があり、スカイビューを見ることができた。
つまり、
直射日光が体に当たり更に熱中症と脱水を加速させた。
武尊山山頂を過ぎ、
湧き水を探す。
意外に皆さん、湧き水の情報は知らないようで、近くにあることを伝えると安堵していた。
スタッフからチョロチョロ程度で湧いているという話を聞いたがこの日は結構な勢い。
充分な水量。
空だったボトルに1000mlの冷たい水を入れることができた。
前の方も「水が無かったら本当に危なかった…」と私の顔を見ながらつぶやいた。
熱中症で遅れた時間を下りで巻き返す。
下りの道は固い泥で靴が脱げそうになることも。
2年前は水たまりが多かったために土は柔らかかったが、今年は粘性が高く纏わりつき、足が重かった。
エイド2到着。
ここまでの25キロ 7時間で捕食したのはバナナ半分だけ。
吐き気止めを飲み、ようやくここで豚汁とごはんを摂取することができた。
熱中症で疲労感が強くなっていた。
エイド2~エイド3(35km)
武尊牧場を駆け下り、再度山道を登る。
夕方のこの時間帯はクマとの遭遇の可能性もあるため、できるだけ人と離れずに歩いた。
すると
おお!!!!!
学生服を着た女子高生が爽やかに山道を歩いている
熱中症と疲れで幻覚が見えるようになったらしい![]()
幽霊が見えたのではなく、自分がゾンビに近づいたようだ。
その後も森の中に人の顔が見えたりと不気味な事が続いた。
17時 エイド3到着。
カレーは2杯おかわりすることが出来、フルーツポンチもいただいた!
胃薬&吐き気止め&サプリを服用、
夜間のためのライトも装備した。
エイド3~エイド4(55km)
ここからは夜間パートのため写真はほぼ無。
エイド3で流れてた米津玄師のアイネクライネが頭にこびりつき、あの曲のテンポそのままに足を進めることが出来た。
結構好きな曲。
口ずさみながら霧と小雨で乱反射するライトに照らされた道を歩いた。
歩きやすい山道なので時間を短縮することができた。
エイド4~ゴール(77.5km)
最終エイド4では靴下を脱ぎ、はがれかけたテーピングをはがし、ワセリンをベタ塗り。
雨で濡れた足の皮膚はふやけてしまっていたため、摩擦を少なくするためにケアを十分に行った。
エイド4では味噌汁ご飯を1杯のみ摂取。
ここから修行が始まるのであった。
とにかく長い…
長い7キロの登り。
その後は13キロの奥武蔵のようなアップダウン。
敗因はここにもあった。
とにかく霧と小雨で乱反射がひどく、ライトがサーフェスを照らし出せない。ウエストライトを持参しようか迷ったが、重量軽減のために置いてきてしまったのだった。
泥は重く、
登ろうとしてもずり落ちてしまう。
踏ん張れず、体全身で滑ってしまう場所もあった。
全身ドロドロ。
地獄のような時間が続いた。
残り11キロ、救われたのは人の会話。
途中、直近でマーキングされたであろう熊の大きな足跡があり、一緒に行動することになったのがきっかけ。
最後まで一緒に喋りながら歩いた。
本当に助かった。
そして栄光の架橋到達。
2時台に到着。
長い旅が終わった。
19時間55分ぐらい?
今回の敗因は
・熱中症、脱水、水切れ
ウォーターボトルを余分に持参していたが武尊の登りで使用しなかったこと。低体温の事前説明が無い場合は1500ml持参した方が良い。
・ウエストライトを携帯していなかったこと
夜間がある場合は重くなっても持参した方が良い。
・腰痛
・テーピングを取ったこと
最後のパートは踏ん張ることが多かったので付け直すなどをした方が良かったかもしれない。
逆に勝算となったことと言えば…
人との会話。とにかく話かけた。そして一緒に楽みながら進んだ。安心感が生まれ、疲弊せずに済んだ。
2年前は前半大雨で後半は晴れで低温。
今年は全体的に霧や小雨、高温が続いた。
どちらかと言えば今年は泥が固く、進度が落ちることが多かった。それらがストレスとなり、足も体も疲弊した。
いやぁホント疲れた!
今も足が腫れて靴に入りません!!!![]()
走っているときは絶対に次は出るもんか!と思ったのだけれども、何故か今はそこまで…笑
良いボラ、良い運営なんで
また(いつか)出ようかなと思っちゃいます。笑
おしまい














