速報で書いたように
今回のレースは大変でした。
2022伊豆トレイル70に完走した旦那が、
「伊豆より
今回の方があきらかにキッツイ!!」
と言っております。
ほんとかー?。
軽井沢
トレイルランニングレース
ロング45km
累積標高約2800m
制限時間10時間半
2023.5.7 Sun
最後はもう、みんな低体温!
周りに居た方何人かがすでにフラフラ、体力の限界なのか寄りかかり止まってしまったりしてたので常に声をかけ、私自身も"走らなかったら死ぬ!"と思いゴールまで走り続けましたが、ジャンピングゴールした後に頭も体もフラフラして歩けないことに気がつき、スタッフの方が救護室まで運んでくれました。
この中の1人がそのままコース状で動けなくなり後に担架で運ばれて来ました。この方、30キロから42キロまでずっと一緒でした。
何名かの救護スタッフにより搬送後、救急措置が行われていました。全て濡れている物は脱がし、腋窩はホットウォーターペットボトルを当て、全身アルミと毛布で包む。
脱がされたものが私の前に放り出されます。
ミレーのアンダーに、ミドルに、厚手の上下レインと手袋…ザックの中見も含めて持ち物に不備はありません。
他に何ができたか?
きちんと装備&用意ができるトレイルランナーでした。それでも動けなくなる。
いや、むしろ、だから死ななくて済んだ。
天候からレース時、低体温症に陥る可能性があることは事前に主催者ホームページにも記載があったし、自分でも事前に細かくチェックをしていました。
想定できるリスク
朝は小雨、夕方に向かって大雨になるためレインウェアは軽さより機能性を優先した物をチョイス。
足も水でふやけるだろうから、前日からガーニーグーでケア。
自分は鈍足なので制限時間ギリギリになる事を想定し、ザックの中身と捕食を用意。現地で荷物を選べるように色々と持参しました。
第一エイド、第二エイドは捕食も多分残っているだろうと予測。
スタート時は暑く感じるだろうから下着はミレーではなく、ジオラインをチョイス。
悪天候の中、何かしらのアクシデントで動けなくなった時に着替えれるよう超軽量OMMのミドルレイヤー、ウール手袋も持参。
皮膚はガーニーグーでとりあえず防水保温。
滑っても大丈夫なようにテーピングで足回りは完全固定にしました。
↓
<鈍足オリジナルメニュー>
レイン上:OMMカムレイカ
レイン下:モンベルバーサライト
手袋:ファイントラックエバーブレストレイルグローブ
ザックの中…上下着替え、捕食1400kcal、ココヘリ、エマージェンシーキット一式、ヘッデン(ipx8規格)、ウール手袋、ビニール大小、ガーニーグー、マイクロタオル、ダウンロード地図、ティッシュ、ヒル対策の塩、水1リットル、小銭
現地到着
なーんと!
お隣の車に伯爵ファミリーTを着た方が。
(*この時は中に人はおりません。)
ついつい声をかけてしまいました。
名前を伺うと、すうとんさん!
アメブロランナー同士ということで、勝手に親近感!笑
基本、誰とでも仲良くするのが大好きなんで早速写真を〜…。
うれすぃっす!!
と、思ってたら、
フォローさせてもらっているmasaさんも登場〜!!
お初です、おはようございます!!
またしても…パシャリ
ただでさえうれすぃのに
2✖️で、うれすぃっす!
これからもあちこちでお会いすると思うのでよろしくお願いします〜!
家も近い!
と、いうわけで、
レーススタートでっす!
スタート後
えーーと…
最初のゲレンデを登る時は歩きなんですね
意外にみんな慎重…
走れれば走っちゃう方が吉だったと後から知りました…
そう、大渋滞。
シングルトラックで抜かせない。
そして滑らない土のようで、これがまた意外に滑る…。
5キロまでは完全に無風。
汗が乾かないので常に心拍が160以上で下がらない。(私の最高心拍は167。バセドウですでに心臓は70代)
更にここで筑波連山縦走の時に出た腹筋痛と膝痛が再発。
この時点で
今回のレース目標が変更に…。
完走&関門に間に合うかではなく、どうやって自分の問題に対処していくか、それだけ。
すでに下りが痛みで思うように走れないため関門に間に合わないと思われる。どこでリタイヤを決断するか?痛み止めを飲むか?
長くなるので
次回に続きます。
おしまい