先日、1ヶ月ぶりのカウンセリングでした。

ここ1ヶ月は何かネガティブなことが起きたとき

私の中で起きる「過剰かな」と思える反応に対して

前回先生に言われたように

「私は今、回復途中のこの段階にいるんだからこうなるのも当然だ」

と思う事にしていた。

とにかく何が起きても全部その手でスルーし続けて

なかなか穏やかな時間をすごせていた。

 

 

 

 

 

なのにちょっとストレスのかかる人たちと関わってみたら

それ以降は、どうがんばってもスルーが出来なくなった。

結局以前の様に

「お前(私)がバカなせいで私(私)がこんな嫌な目みてんだろーが。

ふざけんなよ」と

自分で自分を責めるのが止められなくなった。

でももうこれしんどい。もう止めたい。

 

 

 

 

 

 

で今回のカウンセリングで

これを止めるにはどうしたら良いのか先生に聞いてみたら

「自分で自分を責める行動のメリットは何だと思いますか」と聞かれた。

うーん…と考えたところ、3つ出てきた。

 

 

 

 

 

そのうちのこの2つのメリットについて

①自分をイジメることで『他人をイジメずに済む』という正義感が満足する

②自分をイジメることで『弱い者いじめ』からくる快感を得ることが出来る

…はガッツリ実感も出来ている。

 

 

 

 

 

でも3つ目のメリットが問題で。

③『自分で自分をイジメることで母親に愛してもらえると思うことが出来る』

…これは以前先生から教えられたものだ。

 

 

 

 

 

 

理屈も体感もうっすらとはわかる。

でもこんな筋の通らないことを自ら進んでやっているなんて

ちっとも理解出来ない。

「認めたくない」と言った方が早いかも。

 

 

 

 

もちろん母から言葉でこんな事言われたことは無い。

全部非言語で私に伝わってきたものだと思う。

 

 

 

 

 

母は母自身のために、私にまともな大人になってもらいたがっていた(こっちは言葉)。

でもそれプラス、私には自分より不幸で居て欲しがっていた(こっちが非言語)。

『まともな大人』の定義が何かと考えた時、

私感覚では『自分で自分の機嫌を取れる人』というのが1つある。

でもある程度幸せを感じていないと自分の機嫌なんて取れないもんだと思う。

母のダブルバインドはこんな風にたくさんちりばめられているなと

改めて思い知る。しみじみとすらする。

 

 

 

 

で、先生が言うには

私が不幸な時に母が喜んでいたことを何度か体感していて、

神経系がそれを覚えてしまっているらしい。

私が不幸だと母が喜ぶ➡母の喜ぶことをすれば母はきっと私を愛してくれる

➡「見て見て。お母さんの言うこと聞いてるよ。だから私を愛してくれるよね」

と私の神経系が愛される喜びを感じる。…らしい。

 

 

 

 

 

クセの様なものでもあるらしく、

じゃあこれをどうすれば良いのかと言うと

「自分をイジメるのを止めてみてください」

「その感覚を感じてください」と言われ。

やってみた。

 

 

 

 

 

すると、私の中で凄い抵抗が起きた。

「うるせー!いじめさせろ!お前なんかしんじまえ!」って

ジャイアンみたいな私が頭の中で騒いで脅してムチャクチャで。

でもその声を頑張って無視していたら

だんだんとその「ジャイアン私」が小さくなっていって

最後には子どもになって「イジメたいーー!」って泣き出した。

 

 

 

 

 

正直、面白かった。

あーこんな感じなんだ。これはこんなちっちゃい子どもの地団駄だったんだ。

ってわかったらなんか怖くなくなった。不思議。

 

 

 

 

 

もしかしたらこの話、「何言ってるの?こわ」と思う人もいるかもしれないけれど

これが実際私の中で起きてることだからしょうがない。






でもこれもし1人でやれと言われたら

以前はなにかしらの恐怖で出来なかったと思う。

私にとっては

『9年カウンセリングに通った事と先生の前』

という条件があってようやく出来た事。

そして1度出来てしまえば、

今はもうひとりの時も出来るようになった。

 

 

 

 

 

黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花

 

 

 

 

母が私にしたことは本当に罪深い。

カウンセリングに通い始めてから

一度だって「あれは大した事では無かったんだ」と思えた事が無い。

自分が想定してたよりもずっとずっと酷いことが起きてたんだと

実感することばかり。

色々な所への影響が大きすぎる。