前回書いた
カウンセリングが終わる間際に
「傷がむき出しになってる」と感じる自分の事を、
私は先生に「今いなばのしろうさぎ状態です。
ただれた傷が剥き出しなので、この部屋出た後、何かを被らないと日常生活が送れません」と伝えた。
先生は「日常生活を送るために何かを被っていいですよ」
と言ってくれたのだけど
その前に「『裸の王様』とも言えますね」とも言っていた。
これは私の「いなばのしろうさぎ状態」と言うセリフの意味を
先生が勘違いしての言葉だったのだけど…
えっ。私って『裸の王様』なの？！…
なんで？どうしてそうなるの？…モヤモヤ…モヤモヤ…していた。
で、昨日もずっとカウンセリングでの事を深堀していた。
まずこの、ただれた傷がむき出しのままの
「いなばのしろうさぎな状態」で日常生活を送ったら
何が起きるのかを想像してみると…
『私に対して何か1ミリでもツッカかってくる奴が居たら私はそいつを全力で潰してこ〇す』
と思ってる自分が前面に出てくる。
という事が起きるんだと思う。
（これが自分を「喘息の高校生を暴行した奴と同じ種類の人間だ」と思う理由）
これは非常に困る。
私は幸せになりたい。
もしそんな風に誰かを攻撃してしまったら幸せになれない。
じゃあ正しく幸せになるためにはどうしたらいいかを考えたら
まずこんな自分が前面にいるから幸せになれないのだから
じゃあ傷を覆ってしまえ。
そうすれば“24時間一触即発状態”からは回避できる。それに
良い子の皮を被った自分が前面にいればなんとか日常生活は送れる。
そして良い子の皮を被って
『私は皆を攻撃するような人間じゃありませんよ』
とアピールする。そしたら
私が良い人間だと認めてもらえるかも。
あっち側の人たちの仲間に入れるかも。
…こうなった。
私のこんな考え方が
先生の言う「降参した状態でのコミュニケーション」になって出ているのかもしれない。
この方法は、接せられる相手にとっては
「自分が悪者扱いされてる気分になる」と先生は言っていた。
「だから普通の人は離れていくし、嫌な奴からはマウントされるんですよ」と。
私は次女と話した時「お母さんを悪者にするな」と何度か思ったことがあるので
先生の言ってる意味はとてもよくわかる。
でも自分が次女と同じことをしているという自覚が全く全く湧かない。
そして、良い人の皮を被った後の自分の本音が何をかというと
「私は良い人になる努力をしています。
だから皆も私を攻撃しないでください
皆に責められたら 怒っている私が出てきてしまいます
そうしたら皆を傷つけてしまうかもしれませんよ？それなのに
私は酷い私から皆をも守る努力をしているのに
どうして皆、私を嫌うんですか
こんな酷い自分が生まれたのは私のせいでは無いんですよ？
母親のせいなんですよ。
だから私は自分の怒りは全部母親に返す努力もしてますよ？
なのにその私に「親に感謝しろ」とか言うんだね？
じゃあ酷いのは私じゃなくて皆さんですよね
せっかく私が自分を押さえつけてるのに
その私を認めない上に排除するなんて鬼なのはあなた達ですよね？
この状況でなにかと努力している私は凄いんです。
なんでわからないんですか？
こっちの世界では私のこの感覚は正しいんですよ。
なのにどうして私を皆の仲間にいれてくれないんですか？
皆さんこっちの世界を知らないくせによくこの私を軽視できますね」
これ・・・。
実は腹の底でこんなことを思っている。
なんて酷い考え方なんだろうと思うけど
なんだろうと今はこれが事実。
だから先生にいつも「考え方を変えようとする僕に怒ってますよね？」
と言われるのか。
こっち世界での私の考え方はこれで正しいんだから変えさせるな。と。
あと、その辺りが先生に「裸の王様」と言われた所以かな。
先生にはバレとんのだな。私の本音が。
だから以前「泣くしかないんですよ。泣けばいいんじゃないですか」
と言っていたのかな。
ということはここを変えなければ幸せになれないってことですよねぇ
幸せになるために正面から頑張ってきた今までが
ある意味全部ムダだったってことですよねぇ
でそれを「悲しい」って号泣するしかないってことですか？
はぁ～・・・いやですね～そんなのしたくないですわ
だから私も先生に怒ってるのね。
だって泣くしかないなんてイヤすぎる。
次のカウンセリングまで5週間。
あー… どう耐えよう…