以前ブログでこの実験を教えてもらって、自分でやってみたことがある。
定型発達の人の正解率は75%で、
ADHDの私の結果は 60%だった。
で、これを今日 母にもやってもらった。
結果は・・・・・母は15%でした。
ただ年齢が80歳。認知症はまだないけれど、
この結果に年齢などは何%くらい考慮したらいいんだろう…
実験をしている母を見た限り、色々な感覚は昔とそう変わっていないと思う。
最後まで3人の感情には一切触れなかった。そんなところはとってもは母らしい。
質問にも色々考えずにさっさと答えて終わらせようとするところも 昔のままだ。
私は30年一緒に暮らしていても全く分かっていなかったけど、
母がASDな可能性はとても高いんだね…。
今回ショックだったことが2つ。
1つは、発達障害について母は何も勉強していなかったこと。
私がADHDの診断を受けてから7年経つのに。
我が子が発達障害と言われても、そこに興味を持たなかったらしい。
発達障害の特徴もあまりわかっていないし、
ASDやアスペルガーという名前も知らなかった。
あの人はやっぱり私に興味がない。
もう1つは、実験の結果が悪かったので ちょっと心配になり
落ち込んでないか聞いたところ、母は
「あまり考えると病気になりそうで怖いから
考えないようにするわね ニッコリ」 と答えた。
あぁそうか。今までずっとその感じで生きて来たんだね。
確かに自分の事実を見るのは 病気になってしまいそうなほど
しんどくて怖いものだと思うけど。
母はその感覚が怖くてずっと逃げて来た事がはっきりわかってしまった。
でももし自分を見つめたとしても、母は病気になんかならなかったと思う。
か弱げに見えて実際とてもふてぶてしい母。そんな繊細な人じゃない。
それにもし事実をちゃんと見たいと思える人なら年齢なんて関係ない。
母はただ自分の姿を見る気がない。
・・・あ~あ。なんか私がバカみたいだな。
それと、良かったことも2つ。
1つは、実験の大きい▲を「これは私だね」と言ったこと。
小さい▲と●を 子どもに見える。と言っていた。
もう1つは、「私は親になるには自分が子ども過ぎたかも」 と言ったこと。
それらを受け入れることが出来ていたのは 素直に良かったと思う。
それにしても今回の結果をみて、なんというか・・・・。
せめて20年前にこの実験を知っていたら…。と思う。
60歳の母に実験してもらいたかった。
で母にハッキリ何があるのか知りたかったなと思った日でした。