所謂花粉症ってのは、おおかた杉の花粉アレルギーで、春先には終わってしまうという認識です。僕はその杉なので、3月ぐらいは酷いけど今はもう大丈夫。
うちの人は『わたしはまだ続いているから"ヒノキ"かもしれない』とボヤいているが、花粉症のシステムを考えると、いつ溢れるかわからないから恐ろしい。
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先日、ズボンの(パンツ?ですか)裾上げを待つ2時間、映画はちょうど良いのが無いし、サ店には時間が長いし。ふと目の前のパチンコ屋が。よし、ひと勝負するか。なん年ぶりかなと思いつつ、3千円までと資金を決めていざ。
ピエロのパチスロに着座。
当選すると左側のGOGOランプが点灯するというシンプルなやつ。シマには私よりもかなりの先輩達が夢中でボタンをガシガシ押していた。私も負けずとガシガシ。
当然、
簡単に出るわけない。瞬く間に資金の底が見えてきた。
ふむ、どうしたもんか。きっとまだ私のズボンの裾は長いまま。このまま帰ると裾上げ代が値上がりしたままに。追加投資するか… と思った瞬間、ジャキンッ とGOGOランプが点灯した。先輩達の視線を感じつつ、落ち着いて7をそろえた。しかも、そのボーナスが終わって数ゲームでまたジャキン。その次も、その次も。 コインは下のお皿にパンパン状態。これは裾上げ代どころかズボン代まで浮いてしまう。いやいや、今夜の晩酌代まで…
と、そんなにうまくいくはずがない。その後粘って粘って、2時間経つ頃には、コインは全て無くなってしまった。先輩達が相変わらずガシガシする中静かに退陣。
裾上げ屋に行くと、店のおかあさんがもう私のズボンを袋につめて待っていた。『1時間ぐらいで上がってたから電話すればよかったかねぇ』。うん、そうだね、1時間前はシノブコインは最高潮だったよね。
店を出たらなんだか鼻がグズグズしてくしゃみが出た。
あー俺もヒノキか。
しゃーこのやろぅ!