近所のご飯屋さんに行ってきました。 

甥っ子と2人飯に。 

この店は98年当時、例のテスト合格祝いに、所属の会員様が連れてきてくれたのが最初。その話をしたら、甥っ子は『俺の産まれる2年前だ!』と。私も来年でこの店歴20周年。"いつもの"で何が出てくるわけじゃないが、メニューは全部制覇している常連だ。

2人で3.5人前ぐらいオーダーした。 

おしんこ、ロースソテー、上とんかつ、メンチ&コロッケと、今日は車なのでノンアル。

2.75人前ぐらいもりもり食べながら、8:2ぐらいの割合で話す甥っ子。学校の話、家の話、友達の話や、あの子の話。  もりもりペラペラ

そして、将来の話。 

来年にはどうする。
そして再来年どうなる。 

ご飯大盛りお代わりした後に、

さらに将来の目標も。


なんだこのビジョン。 

うん、しっかりしなきゃと



『をい肉でもくわしてやっから出てこいよ』



と、誘ったオジの襟を正した。  



いいよ
そのまま、真っ直ぐいけよ。 




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我々がペロリと食べ終えかけたその頃、ひとりの御老人が入店。

カウンター角にお座りになり諸々オーダーした後、マイ箸を取り出し、膝元にはスッと真っ白なハンカチーフを。

よく見ると、麻のシャツもパリッとしてるし、短な真っ白のお髪もきっちり分けられてる。 


しばらくすると、オーダーした料理と、常連の私が19年間見たこともない、おそらくキープマイお茶碗に小盛りのライスを、オヤジが『あいよっ』の一言で運んできた。


俺もまだまだだな


甥っ子と伝説の常連の狭間で 






揺れたね