こんばんわ、誓生です。

皆さんはGWをどうお過ごしでしたか?日本中ほぼ天気が良くて良かったです。明日からのお仕事頑張ってください。


ちょっと前にウルトラマンゼロを紹介して、劇中の活躍を細かく紹介していこうと思いましたが…そのためにはどうしてもアイツの話をしないと上手く紹介出来ないので、今日はアイツを紹介します。

M78星雲光の国唯一の犯罪者・ウルトラマンベリアルです。黒い姿、鋭い目つき、どれをとっても他のウルトラマンとは違います。
このデスシウム光線が必殺技です。
ベリアルは、「ウルトラ大戦争」と言われる暗黒の皇帝エンペラ星人が中心となった怪獣達の総攻撃でウルトラの父と一緒に活躍して光の国を守りました。
その昔の姿(アーリースタイル)がこれです。多くのウルトラヒーロー達と似たような姿をしています。ベリアルもかつては宇宙の平和にその力を注いでいた戦士でしたが、さらなる力を求めて大罪のはずのプラズマスパークの光の力に手を出そうとしました。しかし、プラズマスパークには認められず、大罪のため光の国から追放されました。
抑えきれない力と光の国への怨みをあのレイブラッド星人に魅入られました。
苦しむベリアルは邪悪な力と怪獣を100体操る事が出来て武器としても強力なギガバトルナイザーを与えられて今のような姿になり、光の国に戻って大暴れをしました。
旧友であるウルトラの父でもベリアルを止める事は出来ませんでしたが、そこにウルトラマンキングが現れました。キングの力によって、ベリアルは宇宙牢獄に閉じ込められました。
この牢獄から出てきての復讐劇が、たぶん近々紹介すると思う『ウルトラ銀河伝説THE MOVIE』の物語です。

それからもベリアルは様々な形で光の国とウルトラヒーロー達に挑戦してきました。
あるアナザー・スペースにあるエメラダ鉱石のエネルギーに目を付けたベリアルは、極悪宇宙人達を従えて銀河帝国の皇帝・カイザーベリアルとして君臨して、挑んできたゼロ達の前に立ち塞がりました。
そして、エメラダ鉱石のエネルギーを大量に吸収して巨大なアークベリアルとなって、ゼロ達に絶望を与えようとしました。
果たしてゼロはどう決着をつけられたでしょうか?

ベリアルはある宇宙で再びウルトラヒーロー達と戦いましたが、1つの宇宙を滅ぼす事が出来る「クライシス・インパクト」という大爆発を起こして、決着をつけようとしました。
ウルトラマンキングが宇宙と融合するという形で何とか救われましたが、ベリアルの邪悪の意思はあるウルトラマンを生み出しました。
それがウルトラマンジードで、ジードの物語はそこから始まりました。
ジードを生み出しつつもベリアルは、伏井出ケイというSF作家として人間社会に紛れ込んだストルム星人という宇宙人に力を貸して、暗躍とジードの監視をさせました。
もちろんベリアル自身もタイミングを見計らって登場しました。ファイブキングとゾグ(第2形態)の力を使って、キメラベロスという怪獣のような姿となり、
さらには、エンペラ星人とダークルギエルという2人の暗黒皇帝の力でアトロシアスという姿にパワーアップしてジード達を追い詰めました。


ベリアルの細胞は「デビルスプリンター」という邪悪な因子として、様々な宇宙に散りばめられました。
このベリアルの目のような形をした物がデビルスプリンターです。これが怪獣などの体内に入ったら強化凶暴化してしまいます。M78星雲の宇宙警備隊やニュージェネレーションヒーロー達はデビルスプリンターの回収と被害を防ぐために様々な宇宙を飛び回りました。その1つを追いかけてある宇宙にゼロとウルトラマンZが向かったのが『ウルトラマンZ』の物語の始まりです。物語の初期はデビルスプリンターに汚染された怪獣達が登場していましたが、セレブロの暗躍が目立っていったので、正直すっかり忘れていました(笑)

これ以外にもベリアルの邪悪な力や意思は、ニュージェネレーションヒーローを初めとする多くのウルトラマンに関わってきました。それはまたいつか紹介しようと思います。

ではまた。