こんばんわ、誓生です。

俳優の寺田農さんの訃報ニュースを見聞きしました。『ウルトラマンブレーザー』がまさか遺作ではないかと…ドバシユウや『ウルトラマンジード』での錘さんなど、印象深い役をされました。個人的に最も印象深いのは『ウルトラマンティガ』の「ゼルダポイントの攻防」ですかね。

寺田農さんの御冥福をお祈りします。


怪獣の食べ物シリーズ第8弾。今回で終わろうと思います。次の投稿日までに思い出したら続けるかも(笑)

今回は本当にとんでもない物を食べる怪獣を紹介します。電気や石油などを通り越した、我々とは切っても切り離せない物を食料と狙った怪獣達です。


コイン怪獣カネゴン

「金男」と呼ばれるお金が大好きな少年が、不思議な繭を拾ってその繭の中に入って出てきたらこんな姿になりました。がま口財布のような口からお金を食べました。胸にはメーターが付いていて、お金を食べたらメーターの数値が増えて食べないとメーターが減り、メーターが0になったら死んでしまいます。
結局人間はお金でどうのこうのとなってしまいます。カネゴンはその究極形態かもしれません。


騒音超獣サウンドギラー

騒音怪獣ノイズラー
どちらも騒音爆音をエネルギー源にしました。
指先からのロケット弾が武器のサウンドギラーは、主に工場やバイクを乗り回す暴走族の近くに現れて、騒音を吸収しながらちょっとずつ出現出来る時間を延ばしていき、とうとう騒音無しでも暴れ回れるようになりました。
ウルトラマン80と見事な格闘戦を繰り広げたノイズラーは、大きな耳で様々な騒音爆音を吸収します。ノイズラーが来て去ったら、そこからしばらく音が消えます。
お隣さんのちょっとした音が気になって裁判にも発展するような、音すら公害の世の中。でも、騒音が解決するからって怪獣が出現したら困ります。

電波怪獣ビーコン
ウルトラ怪獣の中でもかなり体重の軽い怪獣。電離層付近に棲息していたビーコンは様々な電波をエネルギー源にしていました。電波を吸収するだけでなく、ビーコンが見た様子をテレビに映す事が出来ます。
目に見えない色んな電波が飛び交っている世の中は、ビーコンにとってまさにバイキング形式の食堂でしょう。

光怪獣プリズ魔
南極の溶けた氷から出てきた怪獣。プリズ魔は光がエネルギー源で、昼間は太陽光で賄えていますが、夜になったら船や灯台を襲って光を吸収しながら北上しました。特殊な光線を出して様々な物質を粒子つまり光に変えて吸収しました。
餌が無いなら調達出来るプリズ魔。こんな怪獣の対策はまさにお先真っ暗でしょう。

空中棲息生物クリッター
電離層に棲息している謎の知的生物。マイクロ波などの影響で凶暴化し、住む場所を失ってしまうと人類に挑戦してきて飛行機などを襲いました。合体する事で怪獣ガゾートになります。クリッターは仲間を捕食する生物で、「親愛の情」を持った相手を共食いする習性を持ってしまいました。なので、クリッター同士以外でもクリッターとコンタクトを取ろうとしたTPC科学班の隊員達を食べてしまいました。
友好関係を結ぼうとしたら襲われる。たまったものじゃないですね。

人工生命体ビザーモ
惑星ビザーモの科学が遺伝子操作で生み出したアメーバ状の「許されざる生命」が怪獣化しました。惑星ビザーモの大気浄化のために生み出され、二酸化炭素を吸って大量の酸素を放出します。電気エネルギーを使って細胞分裂を繰り返し無限に増殖出来ます。あくまで増殖と進化が目的の生物で、電子機器と同化する事で進化して高い知能を得て、ついには惑星ビザーモを滅ぼし、TPC本部基地をも占拠しました。
地球温暖化防止で各国が二酸化炭素削減を目標にしています。だからといってこんな化け物を生み出して滅ぼされたら元も子もありません。

暗黒怪獣バキューモン
ウルトラシリーズでも最大級の怪獣。宇宙を漂いながら、なんと星を食べていました。食べた星を体内の強力な圧力で押し潰して消化します。
これは…どうしようもありません…

今回を含めてこのシリーズいかがでしたか?時には打開策になる場合もありましたが、どうしよう無い場合がたくさんありました。ウルトラヒーローと防衛チームはこんな厄介者達たどう戦ってきたか、ぜひ観てください。

ではまた。