こんばんわ、誓生です。


今回は『ウルトラマンコスモス』と戦った強敵を紹介します。ご存知、宇宙から飛来した謎の光のウイルス・カオスヘッダーです!

幻想的な見え方ですが、ある程度集まればレーザー攻撃をしてきます。突然街の上空に現れて、街を一瞬で更地にした第1話は衝撃でした。

カオスヘッダーの能力その1は、憑依した生物を凶暴化させる事です。特にそれが怪獣への憑依となったら大変です。単に凶暴化させるだけでなく、その怪獣が持っている能力を強化しました。

大人しいリドリアスもこんな恐ろしい姿になってしまいました。

カオスヘッダーの能力その2は、無生物の怪獣化です。
カオスバグは不法投棄されたゴミにカオスヘッダーが取り憑いて誕生した怪獣です。物質以外でも、例えばある少女の「クジラと空を飛びたい」という夢から出てきて我々でも目視出来る巨大なクジラの幻影に憑依してカオスジラークを生み出しました。

カオスヘッダーの能力その3は、命のコピーです。物語後半はこれにかなり苦しめられました。カオスヘッダーは生物に漂着したら憑依をせずに、瞬時にその生物の能力などを分析して、カオスヘッダーなりにその生物と近しい姿になる事が出来ます。

ゴルメデの能力をコピーして、憑依せずにカオスゴルメデとなりました。

作中では、カオスヘッダーがコピー能力で得た形態の事を「実体カオスヘッダー」と呼びます。カオスヘッダーはコスモスやチームEYESとの戦いを通じて進化を繰り返しました。その結果知能を持つようになり、カオスヘッダーは人間の感情や思想に興味を持ったので人間を拉致して分析し、人間のコピー体としての実体カオスヘッダーを生み出しました。
その1体目がカオスヘッダー・イブリースです。強力な光線と怪力でコスモスを追い込みました。
2体目がカオスヘッダー・メビュート。イブリースを上回る怪力に加えて高い知能を持ち、ずる賢い計画と圧倒的なパワーで1度はコスモスに勝利しました。ウイルスの形態で人間に語りかける時は、このメビュートの顔が出てきます。

そしてとうとう、恐ろしい実体カオスヘッダーが誕生しました。戦いを通じてカオスヘッダーは、コスモスの能力を分析して邪悪の巨人・カオスウルトラマンを生み出しました。
コスモスと似たような光線が使える上に圧倒的な戦闘能力を持ち合わせており、コスモスに勝利した上にムサシを拉致しました。
チームEYESの協力とエクリプスモードの力で、カオスウルトラマンも1度は敗北しました。しかし、再び登場した時、この時もコズミューム光線で敗れたかに見えましたが、さらにカオスヘッダーが集結してカオスウルトラマンカラミティへと強化しました。
エクリプスモードの光線に似た光線が使えるようになりました。この姿で何度もコスモスに挑みます。

戦いを通して、カオスヘッダーはコスモスのフルムーンレクトを初めとする光線の他に、怪獣マザルガスの体内にある「カオスキメラ」が弱点という事と、1度取り憑いた怪獣などにはある程度抗体が出来る事が分かり、SRCの研究員は対カオスヘッダーの兵器を開発しました。カオスヘッダーもそれを克服していく進化はしましたが、中でも月にある未知の物質「ソアッグ鉱石」は強力な弱点である事が判明しました。そして、宇宙座標P87ポイントに出来たワームホールからカオスヘッダーが地球に飛来していると分かり、SRCと防衛軍は総攻撃を決定しました。
しかしカオスヘッダーだって負けていられません。再びカオスウルトラマンカラミティが出現し、鏑矢諸島の怪獣達をカオス化させようと動き出しました。そして、月でのコスモスとの決戦となります。
その時カオスヘッダーは、自分達の誕生秘話やその目的を語りました。そこは皆さんご自身でご確認ください。たぶん、考え込むと思います。
それを聞いた上で、ウルトラマンコスモスとカオスウルトラマンの決戦開始です。ソアッグ鉱石の力でコスモスは何とか勝利しましたが、もう満身創痍でした。その時、P87ポイントにいた全てのカオスヘッダーが月に降り立ち、最後の実体カオスヘッダー・カオスダークネスが誕生しました。
満身創痍のコスモスを簡単に退けたカオスダークネスは地球に降り立ち、暴れ出しました。チームEYESも防衛軍も成す術無し。そんな中、鏑矢諸島の怪獣達が脱走する事態に。
果たして、地球はカオスヘッダーに包みこまれてしまうのか。そして、コスモスとムサシが出した答とは。刮目せよ!

ではまた。