働き方を変えていこう! | 今日が暮れて、また今日が明ける

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働き方改革って法律でどうこうできる問題なのか!

 

昨年末のM-1でのぺこぱの漫才より。

めちゃくちゃ笑いました。

そんなノリ突っ込まないボケの中に社会問題への突っ込みが隠れていました。

 

特措法が絡んでいるにしても、直接的な法律とは関係なく

今まさに働き方が変わろうとしています。

 

昨日のNHKのニュースで、サイボウズの青野社長がテレワークなど新しい働き方について語っていました。(サイボウズは皆在宅らしいです。)最初は何となくでしたが、いつの間にか聞き入っていました。

 

顔が見えないと一体感がなくなるのではという不安には、甲子園を目指すという高校球児のように意識共有が明確にできていれば解消されるものだと話していました。

また、それぞれがいろんな働き方をしていると、効率が落ちたり人事評価も難しかったりという課題も考えられるが、石垣が大小いろんな石を組み合わせて強くなっているように、一律であることが決して全体として最高のパフォーマンスになるとも限らないとも語っていました。

 

私の文章が原型と違うので伝わりにくいですが、例えがうまいなと感心しました。

 

こういったスタイルで会社を成り立たせるようにするには、結局は信頼関係が大事であるというものでした。サイボウズも社員のいろんな要望を聞いていくうちに今のスタイルになっていったようです。上から押し付けてやらされたことではないから、社員の方は責任もって仕事をしているとのことです。システムも必要ですが、それぞれが自律して働くことを求められます。まずは自分の考えを伝えていくことからですね。

 

私の会社でも今年からフレックスタイム制が導入され、今はテレワークも行っているところです。ですが皆が急にその制度を使うという形にはなりませんでした。人間は現状維持バイアスといって、プラス面が分かっていても、変化することには消極的な気持ちが働くものです※。

しかし、コロナによる外出自粛でその辺もなんかぐちゃぐちゃってなりました(笑)

おかげで、多くの人がこの働き方について良いところも悪いところも見えてきたのではないかと思います。落ち着いたときに、それぞれがそれをぶつけてさらに良い働き方に変えていければ良いのではないかと思います。

 

私も、在宅勤務やフレックスを取り入れていきたいなと思います。

個人的には残業時間の自慢をするのは良いとは思っていませんし(やむなくしてる人にはその言い方で報われるケースがあるかもしれませんが)、できればしたくありません

青野さんも時間で評価するというのはいかがなものかとおっしゃっていましたが、毎日同じだけ仕事があるわけでもないのに同じ時間までいなければいけないのはもったいないと思っていました。

 

もちろん、飲食業やサービス業、現場仕事などでテレワークは難しい面もありますし、毎日決まった時間に会社にいなければならないような業務もたくさんあると思います。でもそれはもしかしたら当たり前でなくなるかもしれません。

 

まずは、なにかできそうなことを考えていきたいですね。

 

働き方を変えていこう!

以上、ぺこぱさんのしびれる言葉でした。

こういうエンタメも大事。

 

                                 

参考図書

※行動経済学見るだけノート、宝島社

 行動経済学は研究論文のような本も多いですが、これは分かりやすくてためになります。

 

ついでに、働き方についてのおすすめの本です。

・5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人、SB新書