村野武範さんの記事を読んで陽子線治療の受けられる病院を探しました。
リンク先をご覧になるとわかりますが、全国に重粒子線が7か所、陽子線が19か所しかありません。東京に一つもないのが印象的です。
ちなみに、都内の国立がん研究センター、東大や慶応などの大学病院にもないんですね。
有名な病院で、その分野の名医がいること、年間手術数が多く評判が良い等、選択する際の要素はいろいろあります。
たとえば有名な病院に行った場合でも、その病院が提供できる治療手段の範囲でしか、治療の選択肢は提示されないでしょう。
テレビで見ましたが、重粒子線治療と陽子線治療は、3階建てのビルを吹き抜けにして、200トンの巨大な機器を置く必要があり、都内にある既存の病院では中々導入できないとのことでした。
つまりどの病院に行くかは、評判が良いことも大事ですが、まず自分に必要な治療設備&技術があるかどうか、が選択基準になるような気がします。
ただ、このように先端治療が受けられる病院が少ないと、なかなか難しいですが。