中国古代の養生法をご紹介します。
蛤蟆(こうばく)行気法は「雲笈七籖」から選ばれたものです。
流派によって様々なアレンジがあるようですが、私が習った方法は以下の通り。
呼吸はすべて鼻で、腹式呼吸。
気を練るように、眼を閉じて優しく呼吸します。
起きてすぐ、飲食の前に行うこと。
第1式
背中が丸くならないように坐ります。
ゆったりと体をくつろがせ脱力します。
自然な速度で呼吸をし、内気を充実させます。
全身の細胞の息づきを感じるようにします。
両肘を少し曲げて、拳を軽く握り、交互に両腕を前後に振るように動かします。
前方に拳がある方の肩を前に出すようにします。
呼吸に合わせて、優しく12回行います。力まないように。
最後に仰向けに寝たままでリラックス。
上半身の気血の流れを促し、疲労を軽減し、心身を癒します。
無理をせずに、医師の了解を得てから行ってください。