中国古代の養生法をご紹介します。

亀鼈(きべつ)行気法は「雲笈七籖」から選ばれたものです。
流派によって様々なアレンジがあるようですが、私が習った方法は以下の通り。

呼吸はすべて鼻で、腹式呼吸。
亀鼈が気を採るように、眼を閉じて呼吸します。
起きてすぐ、飲食の前に行うこと。

 

第10式

東を向いて、背中が丸くならないように坐ります。

ゆったりと体をくつろがせ脱力します。

自然な速度で呼吸をし、内気を充実させます。

全身の細胞の息づきを感じるようにします。

 

両掌を重ねて丹田(臍の少し下)にあて、顎を少し上げてやや上方に顔を向けます。楽にできる範囲で無理をしないこと。

自然な速度で5回呼吸を繰り返しますが、その間に舌で口の中を舐めるようにし、唾液を呑み込みます。終わったら元の姿勢に戻ります。

 

最後に仰向けに寝たままでリラックス。

 

唾液の分泌を促進することで、様々な効果が得られます。

上半身の気血の流れを促し、心身を癒します。

 

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無理をせずに、医師の了解を得てから行ってください。