『ロシアによるウクライナ軍事侵攻が始まって以来、戦争の影が世界のどこにおいても強く意識されるようになった。そうした中で、NATO諸国が軍事費の対GDP比目標を2%以上に引き上げたのにならって、中国の台湾侵攻や海洋支配拡大、ロシアの対外膨張への懸念を深める日本も同様に防衛費を増額するといった動きが見られる。』
『同調査では調査開始以来、「もし戦争が起こったら国のために戦うか」という問を継続的に設けている。図表1では、この設問に対する各国の最新の回答結果を示した。日本語での設問文の全文は「もう二度と戦争はあってほしくないというのがわれわれすべての願いですが、もし仮にそういう事態になったら、あなたは進んでわが国のために戦いますか」である。各国の調査票も同様である。』
世界最低というのをどう評価するか、これは難しいですね。
戦争回避の努力をするというのは当たり前だとしても、「もし仮に~」というケースで「戦わない」ということは、降伏するか、逃げるか、あるいは国土の半分くらいを差し出して停戦するか、ということになろうかと。
日本は島国なので、逃げるといってもほとんど無理でしょう。
できるとすれば、日本を取り巻く国際情勢が深刻になってきた兆しを察知して、早めに日本を離れるしかないですね。
降伏する場合は、かなり悲惨なことを覚悟しないと。
第二次世界大戦でソ連が日本人(民間人と軍人)に何をしてきたかを知れば、とても、とても降伏なんて選択はできないでしょう。これが最悪ですね。国際法もあてにできませんから。
なので国土の半分くらいを割譲して停戦し、それでひと息つくしかなさそうです。ウクライナはクリミアを諦めたことで約8年間時間を稼げたわけですし。
かと言って、もし戦ったとしても、全く勝てる気はしません。
自衛隊も予算不足で、噂では2週間程度しか弾薬の備蓄がないようです。
しかも、ほとんど北海道で備蓄しているとか。
「たまに撃つ 弾が無いのが 玉に傷」
という川柳があるくらいですから、武器だけあっても使えなくなるんですね。
アメリカは議会で参戦を決議しないと助けに来てくれませんし、今回のウクライナの様に核大国とは直接戦わないということになったら全く頼りになりません。
自衛隊も慢性的な定員不足で、募集も難しいそうです。
今後は長射程ミサイルや無人兵器を揃えてゆくのでしょうが、相手は核保有国なのでどれだけ役立つか。
そう考えると「沈黙の艦隊」じゃないですが、一番コスパがいいのは戦略ミサイル原潜なのでしょう。日本では作れませんから、アメリカからリース契約で借りるとか。
だんだん難しい話になってゆきますね。。。