https://hc.nikkan-gendai.com/articles/277820


悪性腫瘍(がん)の治療は進歩を続けていますが、20年以上、あまりその予後が改善していない悪性腫瘍もあります。そのひとつが「小児脳幹部グリオーマ」という、脳にできる腫瘍です。その悪性度は非常に高く、診断されてから1年以上生きることは少ないと報告されています。


 この腫瘍が厄介なのは、手術が困難で、抗がん剤にも有効なものがない点にあります。放射線治療のみに一定の有効性があるのですが、その効果も一時的なことが多いのです。

 この厄介な腫瘍を治療するためのまったく新しい治療として、正常な細胞には感染せず、腫瘍のみに感染して腫瘍細胞を壊死(えし)させる特殊なウイルスを作製して、それを直接腫瘍に注入するという方法が開発されています。遺伝子技術で作られたこのウイルスを「腫瘍溶解性ウイルス」と呼んでいます』


私も脳幹でしたのでこれには期待したいです。
うまくゆけば、他の癌にも役立つ気がしますので、ぜひ研究を進めてしいものです。
医学の進歩も素晴らしいですが、それを国がサポートしたらより希望が持てるのですが。