最終回を含む、日曜ドラマ3本の話 | あおいの宙の「縁ちゃんと。」なブログ
【先週の大河ドラマ】
第24話。
まひろ、宣孝の求婚にザワザワ?そらそうよね(笑)。お父さんの友達でしょ?…あ、現代の具体例で言うと、あの「靴下をはかない元トレンディ俳優」の事かしら?(笑)


周明の接近に、好意をちらつかせての利用を疑い。
宋は良い国ではない、と言われて。夢は壊れたか。


道長の姉、伏せてしまったのは、伊周の呪い?
清明の祈祷と恩赦か?により、無事に回復(笑)。
本当、この時代に現代医療があったなら…呪いなんてモヤモヤした理由にはならないし、治療も(当時も多少は何かしらしただろうけど)まず、祈祷はしたとて、現代じゃ科学的とか直接的に作用はないよね?


帝、定子と子を呼び戻すぶっ飛び案も、
どうにか折中案に落ち着き。
通うのか?通ってるわ(笑)。
定子鬱は無くなったとしても…定子熱か?(笑)


さわ、亡くなる。これはショック。ナレ死と異なる、新たなお知らせ。
「そりゃ(声)だわな」と納得した、私も。


まひろの父、宣孝の求婚に腰を痛める(笑)。
岸谷五朗さんの新たな姿が色々と見られ過ぎる大河ドラマだな(笑)。


そして、周明は、失恋雲隠れ??まだ日本にいるのに。

で、宣孝からは、「はよ来い」の手紙。



【明墨法律事務所】
第10話にして、最終回。
そして、延長スペシャル。
しかも、ノーカットゆえに、トイレタイムの促しまで(笑)。
刮目せよ、っちゅー事やね?(笑)

明墨vs緑川検事の裁判なのかと思いきや、
よくしゃべる伊達原検事正…というスタート。

まあ、最終回は、明墨vs伊達原でなければならない話ではあった。
しかし、第1話からは、その立ち位置が被告人と検事で、法廷シーンになるとは思ってなかったな…あ、伊達原さんを追求するなら、被告人席には伊達原さんが、明墨さんは弁護士席にいて対決するか…という想像だったな。
ま、それでは今までに見た法廷もの他作品で見慣れた話になるか。
現実の裁判で、実例があるかどうかは知らねども、被告人による求釈明ですか…ほぅ。これなら、明墨さんが主人公らしく伊達原さんと対決出来る。


伊達原さんを敗北に追いやる事となった検査結果について、
伊達原に掴ませ、隠蔽するための書類と、
「隠蔽される前に取り出しておきました」とする原本…両方の偽造とは(笑)。
実にこの作品らしい。
裏の裏か、裏の裏の裏か、視聴直後は頭がグルグルしてしまったが(笑)、
即ち、たぶん表向いちゃったか、みたいな。
そうだな、このドラマにおいて、最後の最後に、正当な原本書類で勝つのは、これまで貫いてきたテーマに合わない事で、
現実にあったらえらい事ながら、ドラマゆえに認める事象で。

また、今までの伊達原の動きからすると、よくぞ先に罠を仕掛けられたよな、だ。それが、白木さんの裏切りと見せかけ、伊達原にとってラッキーな展開を餌にしたからこそ、か。
かつ、緑川さんが伊達原さんに近かったがゆえに…か。スケジュールを把握しやすかったか。

「有りもしない書類」を「必死に探す」…墓穴を掘った、か。
そこのところ、伊達原さん、真面目とも言えるのか。


役名からの期待通りに、緑川さんも味方だった事はよかった。大逆転には絶対に必要な人だったな。

瀬古元判事の告発会見も、後押しになるな。


伊達原のような、正義であるべき人間が隠蔽した場合、
立ち向かうには、このくらいの秘策?を持ってでないと無理なのか、と思ってしまうやら。

裁判で、伊達原さんは「記憶に無い」を連発も、緑川さんによる江越への追求に、倉田さんの証言も…か。そうか、動画を見て動揺したのか、伊達原検事正。
自分の書いたストーリーに合わない証拠、か。
なんか、現実世界のさ…1件が頭の中をチラつきまくっているのは、私だけ?
世間を騒がせた事だったけど、掘り返して書いちゃダメかしら?
冤罪だった女性は、無罪放免、その後に大抜擢・大出世だった…で、わかるでしょうか?


色々と、冤罪は良くない、とは思うのだが、
犯人がいる場合、じゃあ真犯人は誰なんだ?と思ってしまう。
ドラマは、まあ、誰かの創作なので、登場させたり、事故だったとしても真相解明したり…が、時間や展開に余裕があれば、スッキリするけど。
現実世界は…そうはいかなかったりして。
タイムマシンで見てくるしかない?
真犯人でない人が犯人として捕まったんじゃ…やはり、安心ではないよね?


萬斎さんの実に見事な悪役っぷりゆえに、この爽快感な結末に至ったのだ、とも言えると思う。


1件目の裁判で、緋山さんが犯人なのに無罪になった時には、「なんてドラマが始まったんだ」と思うやら、フェイク動画などが証拠になる恐ろしさを言いたいのかな?とか、
明墨さんの目的がわかるまで、どういう結末に向かっているのか謎な不安と、
今までに見てきた法廷作品とは異なる白黒逆転間で、
本当、紫ノ宮&赤峰コンビによる情報整理が有難かったりしたが(笑)。
最終回までをきっちり見て、「ああ、面白い作品でした」とハッキリ言える、というか。
結末を知った上で、もう一度見たら、明墨目線で見られるのだろうか?と思った。



【伝説の結婚詐欺師・奈々】
第9話にして、最終回。
宗春、脳障害も残らず。
他作品で記憶障害を見ちゃっているから(笑)、本当によかった。
…まあ、万が一、記憶障害が出ていたら…あと5話くらい必要か(笑)。


すみれの前に、轟が。
「一緒にに、くさ…」と「くさ…」の連呼。
すみれの連想は「草餅」(笑)。
しかし、草餅ではなく「草津」への誘い。
旅館の息子よ、なぜ東京で闇金融に??


宗春、退院。
萌の手作りカレー。黒い?でも、おいしいらしい。よかったな(笑)。
適当…って、何が入っているんだか…。


パティシエ由衣は、すみれに宗春を推す。この元カノは、…いや、元カノというより、幼なじみの1人に納まってしまった後半だったな。
しかし、最終回になっても、なかなか本音を言わないすみれ。

でも、宗春には、やはり、何となく伝わっていたか。
父子は、すみれの事で論争。


すみれ、轟と草津へ行く決意。弥生さんの元に居続けないのか…あ、宗春に会わない地を選択か。
…ていうか、弥生さん、草津行きを最終的には「嘘の幸せ」とか言ったし(笑)。


宗春の父は、弥生さんの店に来て、すみれが結婚詐欺師になった理由を質問。
最終回ゆえに、語りましたね。
宗春の父には語らなかったけど、すみれと視聴者には、弥生さんが結婚詐欺師になった理由も明かされ。
復讐のために結婚詐欺師になった人達、か。なんか気の毒だわ。
復讐された側も、自分が傷つけた相手からの復讐でないと、気づかないって事なのか?


宗春、久しぶりに草餅作成。
タイミング良く、すみれは現れたのに、食べないんかい(笑)。
草津行きの別れの挨拶。


これまた最終回ゆえに、萌も宗春に告白するも、
すみれを思う宗春の背中を押す事に。


草餅を届けるべく、高速バス乗り場に向かう宗春を、
串屋、車で送るナイスアシストと思いきや、パンク(笑)。なんだこれは(笑)。
走るには遠過ぎるゆえに、か?


で、バスに乗って、もらった草餅を食べましたが。


後に戻ってきましたよ、草津に行かず。
…どこのサービスエリアで止まって戻ってきたのだろう?(笑)

そして、最終回にして、やっと「好き」だと言いました。
半年後の海岸シーンのラストは、お約束感のオマケシーン的で、ちょっと謎なような気もしたかな(笑)。
とはいえ、めでたしめでたし。


結婚詐欺師…それも義賊系の憎めない主人公が、廃業して婚活を始める…というのと、
逮捕後の第2章があったのが目新しく。
何をどうやっても、すみれと宗春が出会い続けてしまう件は、ラブコメあるあるながら、わかりやすさと安心して見ていられる心地良さもあって。
作っている側も楽しく作っておられたのだろうな、という感じが、見ている側も楽しく見られたな、というか。
で、詐欺により嘘をついてばかりなすみれの、時折見せる本音には、胸を打つものがあったし、
詐欺師でない時の嘘は、本音と裏腹なのがちゃんと見ていてわかったし。

週末の楽しみな時間になりました。ありがとう。

あと、筒井真理子さんの「ゲッツ」からの画面の外にはける流れを見られたのは、ダンディ的にも贅沢な事だったでしょう(笑)。