【英文法クイズ】[162]間違えやすい比較表現を解説 | じぃ~じの日記と夢の続き

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みなさんこんにちは、じぃ~じです。このシリーズでは海外ドラマのセリフから英文法に関するクイズを出題します

 

このシリーズではNetflixドラマ「エミリー、パリへ行く」~season2~のセリフから英文法を学んでいきたいと思いますウインク

 

さっそくですが問題です。

 

次の空欄に当てはまるのはどちらでしょうか

 

客を厳選するようにリクエストするガブリエル
 

問題

No _____ than 50 covers.

50人以下で頼む

A : more

B : most

 

正解は

 


 

正解

No more than 50 covers.

50人以下で頼む

 

今回のポイントを説明します

 

no more than
= only(…だけ)

no less than
= as many as / as much as(…も多く)

と丸暗記で覚えてしまいがちな比較の文法ですがコツを理解すると丸暗記から脱却出来ます


no 比較級 than

の構文では

noには2つの役割があります

1比較級の単語を意味的に否定にする
→「…でない」

2thanで表される差打ち消す
→「…と同じくらいくらい」

具体的に説明します

This stone is no bigger than a golf ball.

となった場合

1bigを意味的に否定にするので「大きくない」となります

2thanを打ち消すので「ゴルフボールとと同じくらい」となります

したがって意味は

「その石はゴルフボールと同じくらい小さい」
→「その石はゴルフボールほどの大きさしかない」

です

no more thanで考えると

No more than 50 covers

1moreを意味的に否定にするので「多くない」

2thanで差を打ち消すので「50人同じくらい」

したがって

「50人と同じくらい多くない(くらいの招待客にしてくれ)」

→「たった50人でいいから」

翻訳は少し意味が異なるようにも取れますが、会話の自然な流れを重視したと推測します

 

いかがでしたか。

 

この記事で次の文献を参考にしています

 

 

 

 

 

 

 

 

このシリーズでは普段勉強している英単語や英文法が実際の場面でもふんだんに使われていたり、意外な意味を持つことを紹介していきますウインク

 

是非参考にしてみて下さいグラサン

 

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