4月30日(日)。
言わずと知れた直木賞受賞作品を読破しました。
「火花」
自分自身をモチーフにした芸人の話という事前知識で読み始めましたが、その中身、文体たるやまさに純文学(あんまりよくわかっていなくて使っている)。
表現や語彙がなかなか難しく、カジュアルに読める作品ではありませんでした。
また、どうやら著者の伝えたいことをあえてその作風で表現しているということを読み終えたあとのレビューで確認しました。
主人公の徳永と先輩芸人神谷。
その二人の掛け合いを中心に、特に神谷の発言が著者のお笑い観・芸人観を象徴しているという意見が多かったです。確かに、絶大な読書量を誇る芸人・又吉氏だけに、その思慮の深さは言葉にも現れていたように感じました。
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