ご観劇下さった皆様、来れなかったけど応援メッセージ下さった方、ありがとうございました!
昨日までの濃い日々が夢のようで、まるで現代に戻った哲平と大輔の気分です。
7年ぶりの出演、役も立場も変わり、見えたものは色々変わったけど、やはり根本にあるこの作品が大好きだ!という気持ちは変わらなかったし、むしろ深くなりました。
実は、今回この作品に再び出演するにあたって不安に思ったことが2つありました。
1つは、前回出演した時のこの作品の熱さを知っているから、生半可な気持ちでは出演出来ないし、前回はやはり若さ故の熱さも持っていたから、7年経って前回以上の熱量を持って作品に臨めるだろうかという事。そして、今回のカンパニーメンバーがその熱さを理解して付いてきてくれるだろうかという事。
そして2つ目は、私に「FLOWER」なんて大曲歌えるのか、という事でした。
前回出演した際も、そして観客として拝見した際も、この作品における「FLOWER」という曲の大きさや、重要性を感じていたし、
音域も、実は私は普段ソプラノの人なので、地声でまっすぐ歌うこの曲を歌いこなせるのかも不安でした。
歌唱指導の須藤先生に本当にお世話になりました。夜遅くまで私達の歌稽古に付き合って下さったり、不安を取り除くアドバイスをくださったり、本当にありがとうございました。
作曲の玉麻先生からの直々のレッスンも本当にありがたかったです。
楽日はみんなの顔を見てたら込み上げてきて序盤から泣きそうになってしまったのですが、最後の「迷わない」本当に迷いなく歌えました。
一緒に歌った香月美慧ちゃんにも感謝しかないです。
月組千秋楽の日「FLOWER」を歌って袖にはけたら、演出のまささん( 菊地まさはる )が「ありがとう」って握手をしてくれて、本当に感無量でした。まささん、私に杉山をやらせてくれてありがとうございます!!
まだまだ未熟ですが、今の私の精一杯の「FLOWER」が歌えたのではないかと思っています。
そして1つ目の不安も始まってしまえは全然大丈夫でした!
最初は経験者と初参加の子との温度差もあるようにも感じていましたが、稽古が進むにつれ、みんなの方向が1つになって行ったのがわかったし、私自身もあの時の感覚がすぐに蘇ってきて、むしろやり過ぎじゃないかくらい毎日泣いて叫んでました。
自治会室の仲間、通称「友よメンバー」(写真はメンバーの一部しか写ってないけど)
芝居の打ち合わせはもちろん、たくさん色々な事を話せて、
月組、星組関係なくみんなと仲良くなれて楽しかったです。
また、裏班時、衣装や小道具、表方、影コーラス、バリケード隊などスタッフワークで尽力を尽くしてくれた共演者のみんなにも感謝、みんながいなかったら公演は成り立たなかったと思ってます。
平成最後のタイム・フライズに出演出来た事は、私の財産です。
本当にありがとうございました。
もう少し振り返らせてね。
花は咲いて 誰かが見て その人は幸せに包まれる
今の私に出来る事は 花のように咲くことだけ
迷わない 🌷
希♪




