子どもの評価は加点法で | ドギー先生の(男性幼稚園教諭)の子育て相談室

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こんばんは😊

Dせんせい(男性幼稚園教諭)です。

今日もご覧いただき感謝いたします。



さて、今日は

子どもの評価は加点法で😊

について書きたいと思います。



子ども達を見ていると…


〇〇ができていない。

〇〇が惜しい。

〇〇が上手ではない。


確かに気になります。





その子達の課題と言われるものですね。

見方としては、プラスか?マイナスか?



マイナスな点にフォーカスしていますね。

確かに課題に対して注視しています。



子どもの課題は解決させておかないと…。

大人は躍起なって指摘や指導を始めます。





早期解決が鍵🔑なんて思いながら…。

その子の減点部分を埋め合わせる…。

そう願って、様々な取り組みをしますね。



それを子どもは喜ぶか…、

いや、やる気をなくし、いじけて

もっと状況が悪くなることもあります。



なぜ大人はそうするのか?



…おそらくそういう教育が日本では

主流であり、受けてきたからであると

思います。



ちなみに東京大学の英語の試験も

減点法だそうです。





最初から100点持っていて、

スペルミスでマイナス、

文法の間違いでマイナス、

などなど…



どんどん減っていく方式ですね😢



さて話は変わりますが、2016年に

私は幼稚園免許更新講習を受講しました。



そこで数あるコースの中から

宇宙の神秘について学びました。



皆さん、これをご存知ですか?







これは無人宇宙探査車ローバーです。



無限大に広がる宇宙に挑む

無人の探査車です。



有人で直接動かすのではなく

無人で遠隔操作で探査を行うのです。



臨機応変な対応ができず、

そのままひっくり返って

動かなくなったり…



谷底に落ちてしまったり…。



エンジントラブルなども

よく起こるそうです。




なかなか月には簡単に行けませんので

そのままミッション終了することが

よくあるそうです。



そんな宇宙に評価は…。例えば…

月に着陸できたら100点、

車輪を出して走れたら110点、

周辺を周回し、

探査ができたら120点…

というふうに。



加点法で評価を行うそうです。





宇宙という無限に広がる世界では、

そこにあるだけで、すでに100点!

ということです。



無限大に広がるものには…

100点が最高得点で

満点というにはあり得ないと

いうことです。



プラスの評価を重視している

ということですね😊



減点法…これは有限に対して

行う評価なのかもしれません。



子どもの可能性は有限か?



答えはNoであると言えると思います。



有限に対しては減点法

無限に対しては加点法。

無限🟰子どもの可能性

子どもの可能性に対しては

加点法が有効!



という式になりますね。



子どもの中にある宇宙規模の

可能性を減点法で評価する…。



大いに見直すべきところかもしれません。



転んだ…マイナスではなく

→転んで体のバランス感覚が養われた。



水をこぼした…マイナスではなく

→こぼす練習をした、次回はうまくいく。



嘘をついた…マイナスではなく

→嘘がつけるまで賢くなった、成長した。



加点法で物事を捉えると

評価側の人間も喜びが生まれます。


ぜひ、子育ては加点法で😊