チームで高い成果を出すために最も大切な思考方法とは? | 研修講師が挑むスポーツリーダーシップ開発探求ブログ by AtoEパートナーズ

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「アスリートからアントレプレナーへ」をミッションに掲げ、スポーツ・リーダーシッププログラムによって、選手個々のリーダーシップ開発を行っています。リーダーシップ、組織開発、スポーツ教育について綴ります。

これまで企業、スポーツ、様々な組織やチームの人材育成に携わってきて、

高い成果を出せる人と出せない人を両方たくさん見てきました。

 

この両者の違いはもちろんたくさんあるんですが、

これがないと絶対に高い成果は出せないという要素があります。

 

それは、

 

「自責であること」

 

です。

 

前回のブログと結論は同じですね。

 

 

改めて自責を説明すると、

「成果が出せなかった時に、チームや自分の成果が出ていない責任を

自分の責任だと捉えることができる」

ということです。

 

 

自責の反対は、他責です。

 

例えば、

「うちのチームの監督がこんな監督だったら、絶対強くなるのに。」

「うちにドラフトにかかるようなピッチャーがいたら、甲子園に行けるのに。」

 

こういう風に考える選手はよくいますよね?

 

実は、僕もずっとこう思っていましたので、

高校野球をやっていた頃は、完全に他責人間でした。

 

 

でも、こういう考え方には、確かに一理あるんです。

 

チームの成果に監督の能力は大きく影響します。

チームの成果にピッチャーの能力は影響します。

 

それは事実です。

 

ただ、だからといって「これがあるから成果が出ない」と結論づけるのは、

成果が出せない人の思考です。

 

 

監督やピッチャーだけでなく、

キャッチャー、内野手、外野手の能力も試合の結果に影響します。

 

極端な話、

仮にピッチャーがダメだとしても、

取られて点数以上に点数を取り返せば勝ちです。

 

または、ピッチャーがダメだとわかっているのであれば、

他にピッチャーとして使える選手をチーム内から発掘したり、

今のピッチャーを使えるピッチャーに変える努力をしたり、

誰もいないなら自分がピッチャーで抑えられるように練習すればいいんです。

 

 

でも、他責の人は、

「いや、だって・・・」と必ず言い訳して、

もっと自分ができることはあるはずなのに、やらない。

 

他責にした瞬間、人は思考停止になるんです。

 

 

じゃあ、そんな時は、どうすればいいか?

指導者であれば選手が他責発言をしていたら、

もしくは自分が他責にしてるな、と思ったら、

ぜひ次の質問を投げかけてみてください。

 

「So what? Now what ?

(だから何?じゃあ今、何すればいい?)」

 

この言葉は、

リンダ・クリアット=ウェイマンという米国の荒れた学校の校長が

TEDで話していたことです。

 

 

 

いろんな問題が訪れることはわかっていて、

強い意志を持っていないと諦めそうになる瞬間が訪れるけど、

それでも、彼女は、ずっとこう自分に問い続けて、困難を乗り越えてきたそうです。

 

 

そういう人に多くの人になってほしいし、

僕自身もこれだけはずっと忘れてはいけないなと思っています。

 

 

常に

「目的、目標達成のために自分が今できることは何か?」

と質問して、今できることに集中できるようにしましょう。

 

すると、まだまだできることはたくさん出てくることに

気づくはずです。

 

ぜひ試してみてください。

 

 

 

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