Idioteque
ずっっっっっと敬遠してたからね……もういつどこで買ったのかもわからん昔から持っていて、まともに聴くの初めてか二回目かっていう。
で、何と言うか……普通に良かった。バンド感は希薄だけど(無くはない)、確かにレディオヘッドが刻印された音楽だと思えた。先に『HTTT』とか『イン・レインボウズ』とか聴いてもいたしね。
ただ、ロック史に残るとか、2000年代を代表する、みたいなこの盤の本当の価値は、リアルタイムで聴いてないと実感できないんじゃないかとも思った。あの時期に、レディオヘッドがこの音を鳴らした、という事実、が凄いんだという。
それとは別に、僕としては珍しく、もっと早く聴いていたかった、と思えたな。リアルタイムには間に合わないにせよ、もっと若い、感受性豊かな、本当にロックキッズであった頃に聴いておくべきだったと思う。それで何かが変わっていたにせよ、変わらなかったにせよ。
……でもそうはならなかったのが僕だってことでこの話はここでお終い。
それはそれとして、ここで今回の収穫。

No.050:Herbert Kegel: NHK Symphony Orchestra『Schubert: Symphony #8 "Unfinished"; Schumann: Symphony #4』 ¥990
今回はまあ、なんとなく何か無いかなみたいな感じで見回ったな。総じて欲しいものはそんなに無いし、そんなに売ってない。京都が悪いってわけじゃないんだろう、多分。
そんな中で、この盤はずっと探してたヤツ。東京でも名古屋でも見つからなかった盤が、まさか宝ヶ池に置いてるとはね。
Schubert "Symphony No 8 "Unfinhished" Herbert Kegel
ケーゲルの『未完成』を、ずっと聴きたいと思っていた。
『未完成』という曲は、「生の苦しみ」と「死という救済」を描き出した曲だと僕は勝手に思っているのだけど、ケーゲルの演奏は殊更に沈鬱で、救いも無い。演奏時間もジュリーニ盤を超えて、史上最長クラスじゃないか?
まさにこれこそ求めていた演奏。N響なのがどうかと思っていたけど、全く問題ない……というか、その辺の違いがそもそも僕程度にはわからん(苦笑)。
カップリングのシューマンもうねるような良い演奏。これはドレスデンフィルのと聴き比べても良いかもね。
この機会にレディオヘッドの残り二枚を探しても良いかなと思っている。来日もすることだし。
でも同じ年代のロックを掘ろうという気にもなれんのよね。それこそ、もっと若い頃にやっとくべきだったよ。