ある曲や音盤を聴いて「これじゃない」と思う時、そこには必ず「これこそが正に」という予断がある。本当は真っ新な耳で聴くべきなのに。
そんな盤を時を置いて聴くと、無駄な思い込みが消えたおかげで前よりもすんなりと入ってくる時がある。僕にとってはSuiseiNoboAzの4枚目とか、Taiko Super Kicksの3枚目とかがそうだ……あ、あとシネトカの2枚目(笑)。
というわけで、スポンティニュアス・コンバスションを改めて聴き直してみたのであった。
Speed of Light (2007 Remaster)
聴いてがっかりした、という印象だけが残っていて、どうにも手に取る気になれなかったのだけど、現状のブリティッシュ・ロック回帰の流れで思い切って。
で、まあ思っていたより悪くない……のだけど、やっぱり何かこう、煮え切らない感じが拭えないのよね。煮え切らなさこそがブリティッシュだろうと言われたらそうなのだけど、曲の作りというか在り方が煮え切らないのは良いけど、演奏自体、流れてくる音に煮え切らなさを感じちゃうとダメなんだよ。
Work My Body (Remastered)
逆にリーフハウンドは、刺さりすぎて聴きながら眠れなかった……いや眠れん理由は他にもあったのだけど(苦笑)。塩辛ハイトーンヴォーカルと、めくるめくリードギターがたまらない。
結構長い間、ブリティッシュ界隈の最愛盤はパトゥの1枚目だった(次点でアトミック・ルースターの2枚目かファジー・ダック辺り……いやアンドロメダ? グリーンスレイド? うーん……)のだけど、一気に並ぶ勢い。むしろ、その予感があったから敢えて手に取らなかったまである。
そんな感じで、色々な盤を聴き直しながらのドライブも悪くないな。明日のお出掛けはそれでもいいかも知れない。