収穫2024 その35 ──メッセージが特に無い── | Everyday People Dance To The Music

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日々人は音と共に踊る

正直、色々語るには疲弊しすぎた。もうサクッと行くことにしよう。

というわけで、ここで今回の収穫。



No.064:Stray『Stray』 ¥1100
また降って湧いたようなバンド。
先月だか先々月だかにサウンドパックで見かけて、迷った末にスルーしたのだけど、その日のうちにユニオンにも置いてあった。ネットで調べた限り悪くは無さそうだったが、食指は動くか動かないかの微妙なラインだったので、「次買う盤」とした。
その後、ユニオンでは見事に売れてしまっていた(紙ジャケ版はあったけど手を出す額ではなかった)けど、サウンドパックではそうそう売れないだろうという予感はあったし、結果的にそれは正しかった。


All In Your Mind

うーん……非常に何と言うかこう、名状し難い(苦笑)。志向としてはもちろんハードロックなんだけど、ハードロックになり切れていないというか。同じ年に出たパープルの『イン・ロック』が、完全にハードロックというジャンルを確立していたのと比べると、やっぱりどことなく突き抜け切らない感じが否めない。
が、その突き抜け切らない感じこそが、つまりはブリティッシュって事なんだろうな。むしろ『イン・ロック』が異端まである。


Yesterday's Promises

まだ評価は下せないのだけど、例えばこういう曲にどこかしら惹かれるものを感じる。今後、例えばジョン・デュ・カンみたいな感じでドはまりするような、そんな予兆を微かに感じる。



No.065:Sergiu Celibidache: Munich Philharmonic Orchestra『Brahms: Symphony #1』 ¥800
暴飲暴食した後の酔い覚ましと腹ごなしで元町まで歩いて、閉店間際のりずむぼっくすで購入。とにかく無駄に歩いたおかげで、飲み食いした割に体重が増えてなかったのは良かったね。

カラヤンとフルトヴェングラーのブラームス交響曲全集を買って、となると次はチェリビダッケでしょう、ということになる。これはもう自然の摂理。できればEMIの正規盤で買いたかったけど、まあこの際良しとしよう。
まだ殆ど聴けてないのだけど、第一楽章冒頭の呼吸の深さはやはり群を抜いている。そして恐らくそれは、曲全体を通じてそうなのだろう。



今回はユニオンには行かなかった。まあ前回から間が開いてないというのもあるけど、明日からの3連休の予定の中に組み込まれているのである。
お楽しみは、まだまだこれからだ。