収穫2021 その15 ──恋のピンチヒッター── | Everyday People Dance To The Music

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日々人は音と共に踊る

皮膚科に行くついでに色々回った(不要不急)のだけど、何というか、何かをやりたくてできない代わりに次善の何かで手を打つ、という事ばっかりやってた道中だったと思う。

こういうのを、オルタナティブって言うんだっけ?



というわけで、今日の収穫。



No.033:Syrup16g『coup d'Etat』 ¥110
iTunesに入れたときに、ジャンルがオルタナティブって表示されてた。オルタナティブって何でしょうね?

予告通りくるりを聴いて、まあ、やっぱり『アンテナ』良いよなってなりつつも、色々回った主な目当てはフルトヴェングラーのベートーヴェンだったりして。
鈴蘭台のブックオフは結構そういう掘り出し物があって侮れない店なんだけれども、そして廉価盤クラシックの棚の品揃えはなかなかに良い感じではあったのだけれども、今一歩だけ食指は動かず。
で、帰りかけた出口横のワゴンセール。もう本当に何気なく見た視線の先に、それはあった。


syrup16g - 天才 [Directors Edition] (MV)

たまに、そんな感じで雑に転がってたりするんだな。これだからブックオフ巡りは、ってヤツ。中村一義以来のクリティカルな出会い。
ギターの歪み方から、声の感じから、暗鬱な曲調から、全部僕の好きなヤツだった。歌詞は暗鬱すぎて殆ど共感できんけど、まあそこは別にどっちでもいい……って言うか、そこに自己投影できる年代で聴いてたらどうなってただろうな。今で良かったな。

ただ、暗くて重くはあるんだけど、聴いてて疲れない。LOST IN TIMEとかちょっとしんどいなってなったのを思い出したけど、その差は何だろう。LOST IN TIMEには投影しちゃってたのかな……。



No.034:Syrup16g『Delayed』 ¥510
No.035:Syrup16g『HELL-SEE』 ¥280
メジャーデビュー作に続いて、2枚目と3枚目も次に入った店で立て続けに見つけてしまった。揃ってしまったからには仕方がない。


syrup16g - Reborn (MV)

暗くて重いのは変わりない。ただ2枚目は全体的にメロウな方向に行ってしまって、3枚目はそこから比べれば尖ってはいるものの、1枚目のような攻撃性は窺えない。内に沈み込むような感じ。
はっきり言ってしまえば、微妙に好みから外れてしまった。そしてそちらの方向性こそが、本来のバンドの嗜好というものなのだろう。


syrup16g - ex.人間(MV)

心が痛いときには良いかも知れない。一緒に底まで落ちてくれそうな音楽だと思う。歌詞の内容を抜きにしても、だ。



これでモードが変わった、とは思わない。多分明後日くらいには、また寝る時にフルトヴェングラーの『英雄』を聴いてるだろう。
あと、今日のもう一つの目当ては『氷菓』のDVDだったのだけど、1枚たりとも見当たらなかったので米澤穂信の別のシリーズを買い漁った。総じてそんな日だったな。