

何処へ行ったかは、訊くのは野暮、言わぬが花というもの。何をしに行ったかは、まあ、言わずもがなでしょう。
というわけで、今日の収穫。

No.010:Herbert Kegel: Dresden Philharmonic Orchestra『Beethoven: Symphony #3』 ¥780
No.011:Klaus Tennstedt: London Philharmonic Orchestra『Beethoven: Symphony #3, "Eroica"』 ¥
先に見かけたのはテンシュテット盤の方で、まあ買うのは買うだろうけど他に気になる盤が大量になんて可能性もあるし、帰りにもう一回寄れるからとりあえずは保留としておいた。
で、色々見て回ったが目ぼしいのがケーゲル盤くらいだったので、予定通り帰り際に寄って買った、という。
ケーゲル盤は、演奏はさておいて(苦笑)、ドレスデンフィルの弦の鳴りがやっぱり独特だと思う。寒々しいというか、隙間風が吹いてるようなとか誰かが言ってた気がするが。
その音色で、不意を突くようなテンポの変化があると、本当に背筋がヒヤリとするような感覚がある。『巨人』とかベートーヴェンの第7番でそういう感覚を味わったわけだけど、この盤でそれがあるかどうか。何度か聴いたらたどり着けるかもしれない。
テンシュテット盤は、これもう決定版って言って良いんじゃないかと思う(←偉そうに(笑))。
とにかく……エモい。音の強弱、テンポ操作によるダイナミズムが、ただ迫力というだけじゃなくて情感を伴っているように聞こえる。多分そういう意味ではフルトヴェングラーも同等かそれ以上なんだろうけど、いかんせん音質が悪いのがね。もちろん悪いが故の魅力というのもあるんだけど。
これまで聴いた『英雄』の中でも、一番曲に入り込んで聴けたと思う。というか、テンシュテットやっぱり良いわ。再認識。

ま、敢えて多くは語るまい。そういうことよ。